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二カ国目、スイスへ寝台列車でGO!

卒業旅行05
いよいよユーレイルパスを使った移動が始まります。車内ではわりとメモを書く時間やスペースが確保出来たんでしょうね。文書がこれまでより多めになって来ます。

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ミラノ行きの列車に乗ろうとしたが、どのコンパートメントも詰まっていて、非常に焦ったが、親切そうな若者に隣の席を譲ってもらい一安心。結構静かに走るので眠れた。外は雨が降り出した。

3/1(月)
0735 ミラノ駅に着く。大きくて綺麗。
0800 ティラーノ行きの列車がSTART。こちらは混んでなくて上等な車両。テルミニ駅で買った駅弁も美味しく、かなりの満足にひたる。

1020ティラーノ駅を出て、1030のベルニナ急行に乗る。ワインに酔いながら壮大な景色の中を走っていると、また浅い眠りに誘われる。

1330 サンモリッツ到着

TC 50US$→74.5SF スイスフラン
20000リラ→18.4SF

informationのお姉さんは優しかった。スイス人の英語はとてもキレイ。そろそろ英語が通じるようになった。

1600 サンモリッツのYH(ユースホステル)が取れた。すごく綺麗な施設で、晩飯、朝飯込みで安い。晩飯もローストチキンetcなど、例のイタ飯屋より、よっぽどうまかった。

このユースには、日本人は全然居なかったので国際交流を深めようと談話室らしき所へ下りたが、周りの言葉が全然分からず、結局言葉を交わしたのは、タバコのやり取りで女の人と話しただけだった。

バス代 2SF
氷河急行予約代 6SF
氷河急行切符代 41SF
宿泊費(晩飯、朝食付) 32.3SF

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深夜特急を使った移動。最高に楽しい旅であった。この旅を立案してくれたHB氏に、一緒に旅行してくれたE氏に感謝。自分じゃ思い付かなかったし、一人じゃ行動できなかったと思う。三人いたので旅行できたし、これが経験になりヨーロッパを電車での移動するのが当たり前のように計画できるようになった。そう赤い表紙のトーマスクックの時刻表をパラパラめくりながら旅程を考えるのが楽しかった。

当時はフィルムカメラで現像や焼き増しも金がかかるし、フィルムが感光しないような鉛の袋に沢山フィルム入れて持ち運んでいたっけ。iPhoneがあれば列車や駅の写真もバンバン撮ったろうにね。

サンモリッツのユースホステルは環境が良かったのを覚えている。ここでも例のイタリアンレストランをディスってる。笑。食い物の恨み恐ろしや。一体何を食ったんだ?覚えてないなぁ。このユースホステルのチキンと付け合わせのマッシュポテトは美味かったを覚えている。

談話室も覚えている。相手の女性の顔は思い出せないが、それほど美人ってタイプでは無く、愛嬌がある顔付きの欧米人。会話に入れない私を気にかけてくれて、タバコをきっかけに話しかけてくれた。私にもう少し英会話スキルがあれば、もっと楽しめたのは間違いない。正直、好みの美人ではなかったので、私もがっつかなかった。笑(お前が言うか!)

英語圏じゃない人たちの英語のスピードなら、何とか聞き取れるようになって来た所ですかね。


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