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会社からの追い出し。日本で働きながら大学院生はできないのか?

これはちょっとは予期していたのだけど、やっぱり起きたかという感じ。4月1日になり、新たな期になったわけですが、会社から突然「来週から週3出勤してね」と言われました。そして、オンライン授業がメインだったはずの大学院も、今年からは対面を解禁するとのことで、登校が必須に。

待って?
働きながら大学院には行けないの?

昨年、オンライン留学をしたんです。そのときは朝授業があって始業時刻に30分遅れてしまうけど、その30分、終業時刻を遅らせればいいよとのことで、許可してもらい、4か月間学ぶことができました。

これがあったので、大学院がオンラインだったら、勤務時間ずらしてもらえればいいや~と考えていたんです。もし通学になったとしても、その分の時間、夜働けばいいだろうと思ってました。
大学院はすでに入学手続きを済ませてますし、もちろん受かってますから絶対行きます。
会社が融通を効かせてくれると高をくくっていましたが、失敗です。

私が勤めている会社ではフレックスタイム制を導入していますが、10時~15時がコアタイムです。まぁ朝6時~10時、10時~15時(休憩1時間)という形なら働きながら学ぶこともできますが、それってあんまり私にとっては現実的ではないです。
会社のコアタイムが10時~15時と固定である以上、そのに開講されている授業は一切取れない。そうなると大学院の授業は取れて、5限だけです。(6,7限はありますが経済系の授業で私の専攻ではない)
週に5限に開講される授業を2コマだけしか取れない状況では卒業はできません。

大学院側にも社会人であれば土曜日や夜間に授業を開講するという制度はありました。でも私が出願書類をよく読んでいなかったため、社会人枠ではなく一般枠で出願したことにより、その対応はしてもらえないことになりました。そのあたりも柔軟にやってくれればこんなに困ることはないのですが、会社も大学院も柔軟に対応はできないようでした。(自分のミスではありますが、、、)

問題はそもそも今、出社したいか?です。

私の働く会社はシェアオフィスのようなところに今あります。シェアオフィスのサイトを見る限り「5~6人の従業員が働けるくらいのスペース」と書いてありますが、4月以降ここにはその倍の人数が出社します。
とても小さなオフィスで、換気もなされておらず、たまーに用があって出社するとあまりにも空気がこもってモヤっとしていて気持ちが悪い状況です。
コロナが収まっていればまだしも、この部屋に10人もいたら感染リスクが高まります。
そしてすべての社員に1つずつデスクがあるわけではなく、大きめのデスクが2つ置いてあるだけです。フリーアドレス制です。そのデスクにはパーテーションもありません。
なんの感染防止対策もしていない狭い換気のなってないオフィスに「コミュニケーションをとりながら働いてほしいから」と社員を無理やり出社させるという状況は私からしたら狂気の沙汰でしかありません。

感染対策が十分ではない狭いオフィスに大勢の人が出勤することが不安なので短時間勤務にできないかと聞いてもダメと言われました。
会社には「もし感染した場合会社がどのように責任をとるのか」を明らかにしてほしいと言っていますが、まぁもう辞めるし、そういう社員の安全を考えられず「リモートワーク=さぼり」と決めつけてる会社なのでどうでもいいですけどね。

とういうわけで、会社を辞めることになりました!

上記を踏まえて、どんな会社で働きたいか考えたんですが、

フルフレックス、フルリモート

これ以外考えられないなって思いました。

世の中にはいろいろな考えの人がいます。友人とかとはコロナに関して色々な議論をしてますし、接種してるかどうか、副反応はどうだったかなどの情報交換もしています。
でも、オフィスに集まる人の接種情報を把握はできないし、その人やその人の家族が接種してるか、反コロナ、反ワクチンではないかとかってわからないですよね。それが私は不安です。
(※私は3回目接種まで終わっていますし、マスクは不織布のものをつけます。)

さて、
「どうやってこの不況なコロナ禍で
 大学院生でフルタイムで働けないという
 圧倒的に不利な条件で希望の職をみつけるか」です。

政府は国民のリカレント教育を応援したいとか言ってますが、結局のところ正社員を続ける場合、会社が社員の働き方に配慮しない限り、社員が働きながら大学院に行くなんてことは到底無理です。
そもそも会社というのは基本10時~19時とか勤務時間が決まっています。
フレックスを導入していても、コアタイムも長くて10時~15時とかなので、それ以外で大学院の授業を取るってなると卒業できない。
10時~18時とかで働きながら行けるのはMBAのコースくらいしかないです。それが政府が求めてるリカレント教育ですっけ?と思いました。
自由に学びたいことを選べないのならば、リカレント教育だとかを掲げるのは辞めたら?と思います。実現性が低いものを、さも今話題ですよ!みたいに言うのはおかしいんではないかと。
すべての社会人がMBAに興味持ってそれにしか行かないってわけじゃないですからね。

もちろん通信制の大学院に行けばよかったんじゃ?というのもあります。私は通信制の放送大学を卒業したのですが、放送大学の院では授業数が少なくて私の研究に役立つことはなさそうだったというのが行かなかった理由です。

会社が大学院進学に柔軟に対応するようになれば、大学院は社会人がたくさん通えるようになり、その分授業料という形で儲かるでしょう。

私たちはもちろん働いてお金をもらってそのお金で生活するわけですが、だからって会社が私の生活をコントロールする権利があるのかと思うのです。結局、このまま転職活動をしても

自分のことが第一で、会社にコミットする気のない人。
転職回数が多いのも自分勝手な人だからだろう。
やたら部署異動が多いのも自分勝手だから。

そう思われるでしょう。
人によって人生で何を重視するかなんて違います。

もちろん働く以上、真摯に仕事と向き合いますが、「会社の○○という方針に強く共感を持ち、一緒にビジネスを大きくしていこうという気持ちのある方」とか求人広告に書いてあると、うんざりしてしまう。
なんで雇用される側に、そういう熱血経営者みたいなマインドを求めてくるんだ?と疑問です。
人生仕事だけではないっていう人もいるのに、まるでビジネスの世界では「仕事第一!」「熱意のある人!」「会社のいうことは全部ききます!」みたいな態度で面接を受けなきゃいけなんだろうって思います。

もっとシンプルでよくない?と思いました。

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求職者① AとBできるけどCできないよ。あと月曜日出れないよ。
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求職者② Cできるけど、週3でしか働けないよ。でも仕事早いよ。
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こんな感じで組み合わせたらいいじゃん?と思うんです。
(会社が負担する保険額とかそういうのは無視して考えてます、ごめん。)

はぁ、無職だけは避けたい!

※大学院は楽しみにしてます。



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