「バイト時給1800円も、都心居酒屋で人出争奪戦」12/26(日)今日の気になるニュース

おはようございます。
クリスマス期間バイト漬けでしたが、私は今日から旅行に行きます。
今は飛行機の中からこの記事を書いています

さて、今日取り上げるニュースは、「都心で続くアルバイト獲得競争」についてです。
緊急事態宣言の解除に伴い、行動制限も徐々に緩和されつつあります。
経済活動が再開の動きを見せる中、今度は人手不足の恐れが生じます。
詳しく見ていきましょう。

ニュースの概要

年末年始の需要期に向けて、居酒屋がアルバイトの確保に乗り出している。
相次ぐ緊急事態宣言の発令に伴い、コロナ前の営業を続けるには人手が足りていない。
人材の確保に向けて、自給を引き上げる動きも相次ぐ。
東京都心では、1800円台に上昇する例も出ている。

居酒屋チェーン「てけてけ」を運営するユナイテッド&コレクティブは11月、稼働中の直営店80店で一斉にアルバイト時給を引き上げる。
引き上げ幅は平均で130円だ。

リクルートが発表した11月の「フード系」アルバイトの募集時平均時給は1062円。
前年同月比で31円(3%)高く、2ヶ月連続で過去最高値を更新した。


背景

こうした時給引き上げの背景には、居酒屋を中心とした人出不足の状況がある。
緊急事態宣言中に酒類の提供が難しかった居酒屋では、休業や時短営業が相次いだ。
それに伴い、アルバイトも従来のようなシフトに入ることが難しくなった。


休業による休業補償はあるものの、支給額は従来の6割にとどまる。
アルバイトの多くはより高い収入を求め、コンビニエンスストアなどに流出した。


実際にワタミでは宣言が解除される10月までにコロナ前と比較してアルバイト総数は半減したという。
ワタミも全店舗で時給を引き上げ、今後の営業に備える。


また、飲食バイトの主力だった外国人の入国が激減していることも大きい。
外国人が採用できない分、日本人バイトに期待するしかないが、獲得競争は厳しさを見せる。

Column

経済活動の回復に伴い、自粛時との歪みが生じている。
長く続いた自粛の波がようやく緩み始め、徐々に経済活動も従来に戻ろうとしている。
しかしながら、今までは当たり前であったサービスを提供することもここ2年間で難しくなった。

一時的な需要回復にはこうした自給の引き上げで対応できよう。
しかしながら、今後の感染状況によっては再度自粛が求められる可能性がある。
コロナ前までのスタイルを貫くのではなく、コロナに合わせた体制の整備が求められてくるだろう。

参照:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2338R0T21C21A2000000/

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