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[E]好きなテレビ番組と人との出会い


最初この記事は好きなテレビ番組をまとめようと思って書き始めたのですがいつの間にか人との出会いに関連して内容が少し変わってしまったのでこの題名になりました。無理矢理この二つを繋ぎ止めた感じになっていますが、あしからずです。


ここでは私の好きなテレビ番組と人との出会いの関係性についてお話ししてみようと思います。まず初めに私の好きなものには共通点があります。それは「人間味」があることです。人間味というのも私の中で2つあります。一つは「多くの人の人生」という意味、もう一つは「人の熱意や情熱」という意味です。具体的にどういうことか下記に記します。


人に焦点を置く

1つは、テレビ番組で言うと、芸能人だけで進められるようなものではなく、一般の方に焦点を当てた番組のことを示します。1996年から始まった日本テレビの「1億人の大質問!?笑ってコラえて」はその代表番組だと言えます。自分が旅行さえしなければ知り得ることのない地域や人に、画面を通して出会えるのです。また、マツコデラックスさん、関ジャニの村上信吾さんの2名だけで会話が行われる「月曜から夜ふかし」は、一般のへの街頭インタビューが中心となって番組が進行されていきますよね。そういうのが私の面白いと思う番組です。

だから以前影響されたと記事にも書いた、テレビ東京放送の「家、ついて行ってイイですか?」も好きだし、日本テレビの「マツコ会議」同じくテレビ東京の「YOUは何しに日本へ?」なども多くの人の生き様を知ることができます。NHKだと「ドキュメンタル72時間」もよく観ていました。編集やインタビュアー、番組の趣旨によって報道のされ方は変わってきますが、私はフィクションに興味はなく、ノンフィクションだけに興味があるのです。


モノ作りへの熱意

もう1つは、何らかに対して情熱を持っている人を示します。人情、とも言います。私の特性はこの2つの人間味に惹かれる傾向があります。番組制作においては多業界のたくさんの方々がお金や時間を掛けて1つの作品を作っています。たくさんの人が関わるという点においては、番組制作以外の全ての職業にも精通しますが、特にこういった業界はその部分が根強いと感じられます。2時間の映画を3ヶ月かけて作り上げるのですから。今や知らない人はいませんが、それに携わる人しか知り得ない努力と情熱の賜物だと思います。

それが視聴者という受け手に、感動や笑いなどを与えられるのは非常に影響力のある仕事だなぁと考えます。小学生の頃からぼんやりと、何らかの形でそういった職業に就きたいと心の底ではずっと思っていましたが、方法や情報が少なくどうしたらその道へいけるのか私にはまだ分かりませんでした。その勇気もありませんでした。学歴も伴わず諦め半分でいたけれど、ちゃんと自分の気持ちに向き合って一から勉強しようと今現在に至るのです。これは今までの経歴なくしては進めません。自信と貯金を蓄えたおかげです。


YouTubeとテレビ

今はYouTube、いわゆる広告業界が注目されており、テレビ離れが止みません。正直寂しいです。テレビ・放送業界からすれば強敵、ライバルのような捉えられ方をされていますが、それは違うと私は思っています。

テレビ・放送業界には歴史があります。遡ると明治時代からあります。日本の高度経済成長期です。その歴史を覆す新しい時代が令和で、テレビ→YouTubeへ情報発信手段としての中心になりつつありますが、またそれは違った情報発信の手段であり、私はどちらもWIN×WINの関係であってほしいと切に願います。YouTube業界が需要があるから、とか稼げるからとかで、テレビ・放送業界が衰退するのは違うと思います。どうかそれは阻止したいです。(素人が望むところでどうにもできないですが。)


テレビっ子

どうして私がこんなにテレビが好きなのかというと、自分の家庭環境にあります。簡単に言うと、鍵っ子でテレビが友だちのような時期があったからです。友人は決して多い方ではないし、幼少期から両親の喧嘩や修羅場を見てきた私にとって、隠れて観るテレビは楽しみであり癒しでした。

今でこそドラマはあまり観なくなりましたが、小学生の頃夏休みに毎日再放送されていた「ランチの女王」「キッズウォー」「人にやさしく」「ウォーターボーイズ」「GTO」「やまとなでしこ」など、宿題を早く終わらせてよく観ていたのを覚えています。私がテレビが好きなのはそういった背景があるのだろうな〜と。つまり新しいもの好きの私でもテレビ:YouTube=5:5で好きなのです。



一生で出会う人の数

話がかなり逸れてしまいましたが、人は生きている間にどれだけの人と出会い価値観を知ることができるのか…と考えた時にそういう番組は私にとって大きな財産になると考えています。どこかの記事で読んだのですが、

人が一生に出会う数は、何らかの接点を持つ人=30,000人・同じ学校や職場、近所の人=3,000人・親しく会話を持つ人=300人・友人と呼べる人=30人・親友と呼べる人=3人だそうです。(2012年調べ)

これは職業や環境により大きく変わるとは思いますが、今はインターネット・SNSがあるおかげで出会いの場所と人数はもっと増えています。しかし世界人口が約77億人(2019年)であれば、生きている中で 1/1000000000 の確率しか人と出会えないということになります。自分が生涯をかけて一つの会社で仕事をするとなると、職業によっては自分から出会いにいかなければ一定以上の人と出会うことはないのです。


多くの人と出会うのは自分次第

だからテレビはすごいのです。少なくとも外に出なくても、画面を通じて自分以外の人の考え方や価値観を知り得ることが可能だからです。正直私の学生時代は資格に打ち込むことくらいしかしてこなく、高校卒業して人と関わることの少ない経理職の仕事を選択したことによって自分の将来は狭められたと思い、(学歴社会という考えが常にあったため)ほとんどの楽しみを諦めていた時期がありました。

しかしどこかで私の幸せはこの仕事をすることじゃない、と気付き、意を決して日本一人が行き来する羽田空港という場所へ転職し、私はたくさんの人と関わることの楽しさを感じ得ることができました。特に国際線勤務の時は今まで関わり得ることのなかった様々な国々の方と少しでもコミュニケーションをとったことによって世界共通の英語の重要性に気付き、また英語を話す楽しさも知りました。

豚がダメな文化「ハラルフード」という言葉もそこで初めて知りました。本当に無知だったなあと感じます。多くの人と出会うことによって新しい価値観が生まれるのです。また自分が気付けていなかった感情が芽生え始めるのです。


まとめ

地球レベルで言うと、「奇跡的に人間として生を宿ったのだから、同じ地球で生きている人間をたくさん知りたい」という話です。それでこそ日本にない文化や、価値観・職業や生まれ育ちなど十人十色です。私はそういった点に重きをおくのです。これは元々あった考えではありません。自分の過去や経歴から形成されていくのだと思いました。

最後まで読んでいただき大変恐縮です。堅苦しい記事が多いですが今後も前向きな記事を書いていきますのでどうぞご贔屓にお願い致します🤲🏻少しでもあなたがプラス思考へ導けるよう私もサポートさせてください。