【書評】非常識な成功法則 - 神田昌典
言わずと知れた超神本ですね。マーケティングの神様です。
私は以前神田先生のコミュニティに属していたのですが、これだけ有名ですごい方なのに優しくて話しやすくて気さくな方で…本当に大好きです！（信者）
時間がなくコミュニティに参加できなくなってやめたのですが、また出戻ろうかと思っている今日このごろ。
ところで、神田先生信者といいつつ、初めて読んだこの本。（殴ってくれ）
かなり昔に出版された本なので、当時は新しかった（非常識だった）成功法則なのでしょうが、今は割と常識的な成功法則な気がします。
新装版出版にあたって著者もそう書かれています。
ですが！！
わかっていても実践していないのは知らないのと同じ。
成功法則がギュッと一冊にまとまっているので、改めて気を引き締めることができました。
概要
成功者は成功法則を知っています。
まずはマインド。
成功マインドを身に付けています。
やりたいこととやりたくないことが明確にされていて、やりたいことが潜在意識に刷り込まれています。
目標はSMARTの原則に沿って立てるべし。
現実的で測定可能な目標にすべし、ということですね。
そして目標を10個毎晩書き、目標を細分化し、一歩を踏み出す。
自分は凡人だというイメージを持っていたら、成功し始めてもその成功に気づけません。
自分はすごい人だというセルフイメージを持ちましょう。
すごい経営者は経営センスを持っています。
その経営センスはどうやって磨かれるかというと「大量に本を読む」ということです。
成功している経営者はもれなく全員大量に本を読んでいるのです。
そして、成功するためには今属している否定的な会話をするグループから抜けましょう。
次に現実的なテクニックの話。
まとめると「ほしいというお客様にだけ売りましょう」ということです。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングですね。
買う気のない人に無理に売り込もうとするから疲弊するし、相手にも嫌がられるのです。
欲しい人にだけ時間を使いましょう。
成功者はお金をコントロールすることも大事です。
お金をコントロールする原則に従ってお金を大事にしましょう。
そして、最後にものすっっっっっっっっっっごく重要なことが書いてあります。
（気になる方は本を読んでみてくださいね。）
書評
さすが神田先生。
成功法則の基本中の基本だと思うのですが、これだけ成功されている方が書かれているので説得力ありまくりです。
この本の中で、私が一番ぐさっときたことを書きますね。
「世の中に役立つことをすれば、お金は後からついてくる」という標語を唱え、やるべき仕事を怠けている連中が多い。
（中略）
「ワクワクすることをやっていれば、成功する」については、さらに罪が重い。この標語を信じ込み、「会社はワクワクしなければ辞めていい」という単純解釈する連中もいる。そして本当に辞めてしまって、生活がなりたたない。傍から見れば、単なるフリーター、単なるプーなのであるが、それでも自分は成功すると思い込んでいるから始末におえない。
これね、最近の起業ブームといいますか、「やりたいことをやって人生楽しみましょう♡」ブームに対する警鐘だと思うのです。
実際私もそのへんのキラキラふわっと起業コンサルの本やブログ、インスタを読み漁っていた時に、ワクワク病に罹っていました。
といいますか、この1週間で多読している間に治癒したので、つい先週までワクワク病でした。（怖）
ワクワクすることをやっていれば、お金を引き寄せられる♡に洗脳されていたのです。やるべきこともやらずに。
そしてワクワクすることを探して、キラキラふわっと起業コンサルのぼったくりオンラインサロンに入ろうとまでしていました。
怖いですね。
無知って怖いですね〜〜〜〜〜〜〜〜
ここ最近、本当に成功している人の成功法則本を読んでいますが、今まで私が信じ込んできたふわっと成功法則とは間逆なんですよね。
でも、今のこの考え方のほうが正しいということも、肌で感じています。
この「目標をロジカルに立ててコツコツ努力」のほうが、絶対に成功するとわかるからです。普通に考えて。
そんなことを言っていると、またキラキラふわっと起業コンサルやその信者さんたちに「今どきは〜泥臭い努力なんて必要ないんですよ〜それは思い込みです〜ワクワクすることをやっていれば何でも手に入るんです〜♡」と言われそうですが、すべては努力なんです。
それは宇宙レベルでそうなんです。（しらんけど）
キラキラふわっと起業コンサルの法則をどんなに読んでも、自分にインストールされなかったのは、どこかで違和感を感じていたからなんでしょうね。
まず稼げ。
稼いでから、その金で、正義感を持って、徹底的に社会貢献せよ。
もうほんとこれ。
これに尽きます。
まず稼げ。by.神田昌典
って紙に書いてパソコンの前に貼りました。
肝に銘じて心を入れ替えて頑張ります。
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