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日本酒イベント”Fermentopia 2023″から学ぶビジネスマインド

こんにちは、社長の富山です。

先日、秋田県の新政酒造さんが主催するイベント「fermentopia 2023」に行ってきました。

新政酒造さんの主催するイベントは「Aramasa X-mas: Namahage Festival 2021」以来、約1年半ぶりでしたが、今回はアカデミックな内容も含まれており、「新政さんの日本酒を飲みたい」というよりも「日本酒業界の声を直接聞いてみたい」という動機の方が大きかったかもしれません。(もちろん、日本酒もしっかり楽しませていただきましたが笑)

実際に参加してみましたら、ビジネスにおいて大いに参考になるお話がいくつも聞けましたので、私自身の備忘録目的も兼ねて、その内容をご紹介したいと思います。


fermentopia 2023 とは?


「発酵のちからは、おいしさの先を目指してゆく」
日本の誇る発酵食品や発酵飲料。
そのちからの素晴らしさを、楽しみながら感じていただく場が、”Fermentopia 2023”です。
発酵は、素材をおいしくするだけではありません。
地域を活性化したり、食材やその生産者の価値を高めたりすることもできるのです。
みんなで一緒に、この発酵の文化をつむいでいきましょう。
日本こそ、まさしく”Fermentopia(発酵の楽園)”なのですから。

― fermentopia 2023 公式サイトより

「fermentopia 2023」は、秋田県の新政酒造さんの主催により6月6日(火)~11日(日)の6日間で開催された、「発酵のちから」をテーマとした日本酒や発酵食品などを楽しめるイベントです。

平日は東京ミッドタウン八重洲にて「Academic Phase(アカデミック・フェーズ)」として、発酵食品・発酵飲料やそれにまつわる様々な産業の第一人者が集まり、「発酵のちから」をテーマにした様々なワークショップやシンポジウムが開催されました。週末の土日は豊洲に場所を移しての「Festival Phase(フェスティバル・フェーズ)」で、DJによる音楽をBGMに、東京・秋田の人気飲食店の食事やスイーツと、新政酒造のイベント限定酒を味わうことができる大規模な野外イベントとして開催されました。

私は6/8(木)に開催された、「日本酒新時代の開拓者たち」と称されたシンポジウムを聴講してきました。

Symposium ~ 日本酒新時代の開拓者たち


シンポジウムに登壇されたゲストの皆さま

日々進化し続ける日本酒の世界。辺縁から湧き起こる新しい潮流こそが未来の日本酒のあり方を形造るのだろうか? 独自の取り組みで奮闘し続ける若手経営者たちの考えに触れるシンポジウム。

― IMADEYA ONLINE STORE より

カワナアキ氏@camosu_
2007年より全国の酒蔵の蔵元有志が自主的に行ってきた日本酒イベント「若手の夜明け」の企画・運営を、2022年より継承した株式会社Clandの代表。「若手の夜明け」以外にも、日本酒アプリ「camo」の開発や、酒蔵の写真・映像制作など、日本酒業界における様々な分野で活躍されており、今年の10月には羽田空港の国際線ターミナルでお店も出される予定とのこと。本シンポジウムで、ファシリテーターを務められていました。

桜井一宏氏@Dassai23sakurai
フレンチの巨匠、故ジョエル・ロブション氏に「恋に落ちた」と言わしめた世界的な日本酒ブランド「獺祭」を牽引する、旭酒造株式会社の四代目蔵元。富士通株式会社と共同で生産マネジメントシステムを導入したり、2024年の開業に向けて、ニューヨークのマンハッタン島から2時間ほど行ったハイドパークに「獺祭」を醸す新蔵を建設するなど、「日本酒」の常識を覆すようなチャレンジに目が離せない。

生駒龍史氏@ryuji_ikoma
最も有名な日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」の運営、及び日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を手掛ける株式会社Clear代表取締役。「日本酒の未来を創る」というビジョンを掲げ、今ある市場ではなくこれから日本酒にあるべきマーケットを自分達で作ることを目指し、日本酒の高級ラインの市場開拓を行っている。2021年は売上が20億を突破し、累計16.5億円の資金調達もしていて、日本酒のスタートアップを勇気づけてくれる存在。

今井翔也氏@shoya_imai
フランスのパリでWAKAZEを醸す株式会社WAKAZE取締役CTO(最高製造責任者)。実家は群馬県の聖酒造で、長男は聖酒造で杜氏を、次男は銘柄「二兎」を醸す丸石醸造で酒造りをしている、酒蔵三兄弟の三男。新政酒造をはじめ、数多くの酒蔵で修業を積んだ後、三軒茶屋醸造所を立ち上げ、その後、パリ近郊に醸造所「KURA GRAND PARIS」を創立。今年の1月には宝ホールディングスとの資本提携も発表し、今後の成長が見逃せない。

日本酒業界を良く知る方達にとっては、錚々たる顔ぶれが揃ったシンポジウムですよね。

さて、肝心なシンポジウムの内容ですが、流石、日本酒業界で経営者として第一線にいる方たちの考え方です。ビジネスマンにとっても非常に有意義な内容が盛りだくさんだったのですが、ここで全てを紹介する訳にもいかないので、今回は私が特に印象に残った内容をいくつか紹介させていただきたいと思います。

※以下、シンポジウムで伺った内容を、私なりにまとめた上で記載させていただいております。登壇者様が発した言葉の一字一句まで同じではありませんので、その点ご了承いただければと思います。

流通における日本酒業界の課題

日本酒市場において流通の役割は欠かせない一方で、なかなかオープンではないという状況がこれからもこれまでも続いている、というお話がありました。

(知名度や販路が無くて)酒蔵さんが自分達で売れない中で、何とか酒販店さんに紹介してもらって売っていた時代から、酒蔵自身が自分達で発信していけるようになった時代に変わった今、流通における酒販店さんの役割とは?

お三方のそれぞれの立場・視点での様々な意見に触れることができて大変興味深かったのですが、その中でも特に印象に残った内容を紹介します。

直販だからできる事・酒屋だからできる事の解像度が粗いまま「何となく今までお世話になってたから」という心情だけでチャネルを開拓しないのは、顧客にとって大きな損失だ。

顧客にとって何が良いかは、だんだん変わっていく。それが変わっていく事で、酒屋さんを見捨てるとかそんな話ではなく、お互い役割が変わった上で、また一緒にやってく、やり方を考えていく話。

世界的にお酒を飲む人が実際減っている中で、より多くの人にお酒の素晴らしさを広め、裾野を広げ、手軽に取れるモノづくりを目指したら、DtoCでは限界がある。裾野は広がらない。

ファシリテーターであるカワイ氏が、「酒屋と酒蔵のお互いに支え合う関係を引き摺り過ぎて、酒屋自身が今のファンマーケティング時代について来れてない」「作り手が直接お客様に語りかける事が出来るようになった時代においても、規模の経済を追求しようと思った時にDtoCで蔵が一つ一つ梱包して個配をしていくのは、キャパ的にも限界がある」と、上手くまとめてくださっていました。

「時代の変化に対応していかなければいけない」というのは、日本酒業界の流通に留まる話ではないと思っています。

例えば単純に、エンジニアも技術の進歩に伴って、新しい知識やスキルを身に付けていかなくてはなりません。20年前は、スマートフォンが出てくるなんて誰も思っていなかったと思います。でも今、現役のエンジニアは、20年前からエンジニアやっている人も含めて、今の技術の進化に対応している。この先の20年も、誰も思っていなかった技術やシステムが生まれる可能性を否定できません。そうなったら、20年後も活躍できるエンジニアになる為には、今、気付いた時から行動を起こしていかないと、新しい時代について行けなくなってしまいます。

日本国内では、SNSがmixiからfacebookに、Twitterに、Instagramに、TikTokにと変わっていったように、その中で、mixi社もSNS運営からスマホゲームへ事業をシフトしていったように、各々の業界で、時代の変化に柔軟に対応していく必要があるよなと、改めて強く感じました。

「SAKE HUNDRED」、戦略の一端を知る

「SAKE HUNDRED」さんのポジショニング戦略について、非常に興味深いお話が聞けました。

「SAKE HUNDRED」は、ラグジュアリー市場と言われる高価格帯市場を開拓するというミッションを持ってやっている。これは既存の酒屋さんのシェアを奪って自分達の売上を上げるという形では全くない。むしろ、今までワインやウイスキー、或いはアートなど、ラグジュアリーブランドが持っていた市場に日本酒をアプローチしているのだ。とにかくハイブランドなイメージ(非日常で飲む日本酒、お小遣いを貯めて「いつか買いたい『SAKE HUNDRED』」のような憧れ)を持ってもらう事が、日本酒全体のイメージを良くすると考えているので、そういったラグジュアリー市場の開拓によって、日本酒・SAKEといったプロダクト全体のイメージを上げていくことに寄与できれば良いと考えている。

私が初めて「SAKE HUNDRED」さんの日本酒を知った時は、「Yahooにも広告が出てくる。どれだけ広告料にお金をかけているんだろう。これじゃ日本酒本来の価値じゃなくて、広告宣伝費とか、直接的な原価以外の要因で販売価格が上がってるだけじゃないか!」と、正直思っていました。

でも、結局ラグジュアリー市場って、そういうマーケットなんですよね。

既存の日本酒ファンが「そんな日本酒はさすがに私達は買わないよね」と思っていても、売上20億を突破し成功している。そして確かに、そんなに成功しているにもかかわらず、周りで「SAKE HUNDRED」を飲んでいる人を見かけないし、私もこれまで「SAKE HUNDRED」の日本酒を購入した事がありません。そうなんです、本当に既存の酒屋さんのシェアを奪っていないんですよね。素晴らしい戦略、そして考え方だと思いました。

システム開発の世界でも、ポジショニングって重要です。

SES事業、受託開発事業、製品開発事業、自社サービス事業など、システム開発会社としてどの事業を手掛けるかもポジショニングですし、例えば会社の採用戦略を考える中でも、会社規模を重視する会社、取引先を重視する会社、社員への金銭的還元を重視する会社、社員の働きやすさを重視する会社など、様々な”ポジション”があり、自分の会社が採用で成功する為には、どのポジションで戦った方が”強み”を活かせるのか、より多くのエンジニアに共感してもらえるのか、結果としてエンジニアを採用できるのか、といった事を考えながらポジショニングを見定める事は重要です。

そういう意味では、例えば近年のSES業界では圧倒的に「契約単価に連動した評価制度で『高還元』と言われるSESを行う会社」でポジションを取ろうとするのが流行りですが、エンジニアの”キャリア形成”を考えた時には、全然違った視点でポジショニング戦略を考える方が、会社の将来にとっても、エンジニアの将来にとっても良い形になっていくのではないかと、ついつい思ってしまいます。(このお話は、またどこか別の機会で掘り下げていきたいと思っています)

それから最近、Amazonでも販売するようになった「SAKE HUNDRED」さん。百貨店でもAmazonでも販売するにようになった理由を、生駒氏は”役割分担だ”と仰っていました。

「百貨店への進出」は、”高価格の日本酒は第三者の評価を伴わないとなかなか買われない”との考えから、第三者の評価によってブランド力を補填していくチャネル。一方で「Amazonでの販売」は既にファンになっているお客様に対しての購入体験の利便性を加速させるチャネル、という分け方。なので、このチャネルにはこういう期待値が、このチャネルにはこういう期待値がというように、統合的にチャネルをマネジメントする事で、ブランド力をより強固なものにしつつ、尚且つ売上も確保していくという考え方でやっている。

日本酒を販売する上において、ここまで考えている方がいらっしゃる事に衝撃を受けたと共に、自分自身の知見の狭さ・勉強不足を恥じました。

今回のシンポジウム、私はこの生駒さんのお話を聞けただけでも、大変意味があったと感じています。

これは自社で開発した製品を販売する際、SES企業が営業開拓をしていく際、企業の採用ブランディングを考える際などにも、参考になる考え方だなと思いました。

例えばSES企業の営業開拓で考えれば、ほとんどのSES企業が「同じSESをやっている企業への営業=SESパートナー開拓営業」しかやっていないと感じるのですが、会社(に所属するエンジニア)の価値を高めていく為には、「元請・一次請企業の開拓=顧客開拓営業」もしていかなければならないと思っています。

どんな分野においても、「SAKE HUNDRED」さんがやっているようなチャネル戦略の考え方は、参考になるのではないかと思った次第です。

シンポジウム参加者に提供された日本酒「思凛」(SAKE HUNDRED)

フランスへ進出した「WAKAZE」の取り組み

(清酒製造免許の新規取得が70年間緩和されておらず、日本で日本酒が作れなかったという背景の中で)「日本酒」は日本だけのもの。なので世界で「SAKE」を再定義したいとして、日本を飛び出した「WAKAZE」さん。(ちなみに「日本酒」を英語にすると「SAKE」になります)

今年、当社は新たに静岡県磐田市に拠点を作り、新しい取り組みを始めようとしているのですが、今井氏の話の中でとても共感できる内容がありましたので、紹介させていただきたいと思います。

フランスで何をやってるかというと、日本のモノのコピー&ペーストをする為じゃなく、造り方の多様性・ポテンシャルをもっと開放していきたい。醸造体系自体の分岐点をフランスで作りたいと思っている。その中で大事ににしてる事は、現地のお客さん、食のプロの方々と一緒に、キッチンとテーブルとブリュワリーの三者が肩を並べて、三者でモノづくりをしていくこと。そうすると一方通行じゃなくて、現地のお客さんの声を直に聞く事が出来る。やっぱり直接お客さんの顔を見ると、造りも凄くモチベーションが湧くし、直の反応を見ることで「じゃあ次こうしよう」というヒントが沢山生まれる。現地の人達のフィードバックを受けることで、その土地に最適化(ローカライズ)されていく。そうすると、コピー&ペーストじゃなくて、現地で独自進化を遂げる事ができる。それは双方向のもの作りでもあり、そこから型にはまらない独自の道が見えてくると信じてやっている。

「人と同じことあんまりやりたくないんで」と仰っていた今井氏。当社の「Plus One for Everything」にも通ずる所があると思っています。

「システム開発を通じて、皆を笑顔にする」というのが当社のビジョンなんですが、やはりお客さんの声を直に聞く事が出来る、直接お客さんの顔が見える所で仕事ができると、モチベーションって上がると思うし、良い仕事ができると思うんですよね。そういうお仕事がしたくて、地方進出したいなとも思いましたし、今、東京でやっている事と同じことを、コピー&ペーストした仕事を静岡でしたいとも、全く思っていないんですよね。(もちろん、他にも色んな理由があるのですが、それはまた別の機会にお話させていただきます)

当社は東京と静岡、片や「WAKAZE」さんは日本とフランスという事で、スケールは全然違うのですが、今井氏の「WAKAZE」におけるフランスでのお話を聞けば聞く程に、当社の静岡での新しい挑戦も、俄然、力を入れていかなければなと、身の引き締まる熱い想いを沸き立たせてくれました。

純米大吟醸を貫く「獺祭」の多様性

「WAKAZE」さんの製造の多様性の話を受けて、ファシリテーターのカワナ氏より「獺祭は、多様な作り方やってみようとは思わないんですか?」と投げかけられた獺祭の桜井氏。

獺祭における多様性の考え方が「なるほどな」と思いましたので紹介させていただきます。

多様な造りをやる器用さがウチはないと思ってる。ただ、獺祭はメチャクチャ進化して美味くなってるって自信はある。これは同じ事を繰り返せる強み。ただ、同じ事ばっかりやってたら進化しないとも思っている。アメリカに酒蔵を作るけれども、そこでは現地の山田錦、ニューヨークの水で、アメリカ人スタッフが作る。そこは(日本と)同じ獺祭を造るのではなく、現地で美味い獺祭を造るので、当然そこには(日本には無い)ノウハウが溜まっていく。その多様性は凄く本道にはね返ってくる部分がある。商品を多様化するっていうんじゃなくて、色々やって結果的に王道を進めていくっていう、そういう多様性との関わりがあるんじゃないかと思っている。

「獺祭はメチャクチャ進化して美味くなってる」というのは、私自身、少し前にも実感しました。

先日、いつも仕入れでお世話になっている酒販店さんの日本酒イベントに参加させていただきまして、全8種をブラインドテイスティングしたのですが、獺祭が一番美味しいと感じました。答え合わせの時に初めてそれが獺祭だと分かったのですが、その味わいは、以前飲んだ獺祭の味わいとは随分と違った印象を受けました。

これだけ世界的なブランドになっても、奢ることなく、常により良いお酒を、より美味いお酒をと考え挑戦されている獺祭さんの取り組みに、素直に感心しました。

今、仮に成長している、シェアを取っている、安定している企業やビジネスでも、現状に満足することなく、常に成長し続ける、進化し続ける気持ちは、忘れてはいけませんね。

そしてもう一つ印象に残ったのは、獺祭の年間の仕込み回数の話です。

お米を1本のタンクに仕込むのにどれぐらい使うかという話で、獺祭は小さい蔵と同じような小さい仕込みを、年間で3,000回繰り返している。社内では、1回失敗しても2,999回フォローきくから何かやろう。とにかくやって、不味かったら文句言ってお蔵入りにするから、という話をしている。それは数作ってる事の魅力。

以前「ビジネスモデル2.0図鑑/(著)近藤哲朗」を読んだ際に、獺祭のビジネスモデルの図解を拝見した事があるのですが、そこには獺祭における仕込みは「年間1,700回を数える」とありました。

この書籍が出たのは2018年なので、5年で更に2倍近くの仕込み回数を実現させているんだなと思ったら、獺祭の進化っていうのは、想像以上だなと思い知らされました。

でも、同じ事を繰り返して、その中でより良いものを造れるよう挑戦する。先程のビジネスモデル2.0図鑑の中での言葉を借りれば、『圧倒的な量のトライアル&エラーを経て、より一層データが蓄積され、ますます生産性が向上するという好循環を築いている。』というのは、どんなビジネスにおいても必要かつ重要な事だなと改めて感じました。

ファシリテーターのカワナ氏がまとめてくださった「100m走みたいな感じ。細かい修正を繰り返しながら、如何に世界記録を突破していくかという獺祭。10種競技で色んな事をやるWAKAZE。投げるし走るし飛ぶ。でも、アスリートとしては超人と言われるような存在になる。」という表現は、とてもしっくりくる表現でした。

これまで「獺祭」と言う銘柄は、良い意味で「いつ飲んでも変わらない味」という認識でしたが、今後は「今年は去年よりどう美味しくなったのか」を探る日本酒という認識に改める必要がありそうですね。

さて、シンポジウムを聴講しての感想を、私の思いや考えを交えながら、いくつかご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

1時間という短い時間ではありましたが、個人的には本当に勉強になる・刺激を受ける内容が盛りだくさんで、まだまだ紹介したいお話は沢山あるのですが、長くなり過ぎてしまうので、今回はここまでとさせていただければと思います。

もし、今回のお話の続きを聞いてみたい、他にも日本酒に関する話を色々と聞いてみたい、という方がいらっしゃれば、是非、当社のオフィス内バーカウンター「角打ちフリージア」で毎月開催しております、「日本酒オープン会」へのご参加もご検討くださいませ。

IT関係のお仕事に従事されている方でしたらどなたでもご参加できますので、お気軽にご参加いただければと思います!

おまけ ~ Academic Phase 会場の様子


最後に、当日の会場の様子を、写真のみで恐縮ですが少しだけご紹介させていただきます。

受付でスターターセット(グラス+ドリンクチケット3枚+シンポジウム参加証)を貰います
会場入りすると、6月6日の新政の日に発売されるNo.6 A-typeがお出迎え
新政酒造さんで実際に仕込みで使用されている木桶も展示されていました
今回のイベントの為に醸されたNo.6 Fermen-type
日本酒に合わせた軽食も用意されてました
新政酒造さんの日本酒が日替わりで数多く提供されていました!

また、私が参加した日の「Fermentopia 2023」の様子の一部が、一般社団法人J.S.P.のYouTubeチャンネル「UTAGEチャンネル by 一般社団法人J.S.P.」にも公開されておりますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。(私もこっそり映り込んでいます笑)

※この記事は、弊社コーポレートサイトで「2023年7月7日」に掲載した内容をnoteにて再投稿したものです

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