刃物のようなもの?

さっき、ニュースで「女性の腹部に刃物のようなものが刺さっており、救急で…」と言ってました。

…刃物のようなもの?

清水義範の名作パスティーシュ「バールのようなもの」を思い出しましたが、「バールのようなもの」というのは、確か夜中にシャッターがこじ開けられて金品を盗られた窃盗事件や、夜道で後ろからいきなり殴られて金品を強奪された強盗事件など、犯行に使われた道具ないし凶器が(おそらくバールであろうと思われるけど、視認していなかったりで)バールであると断定できない状況で使われる表現だったはずです。

今回の「刃物のようなもの」はお腹に刺さってたわけでしょ?
現物がそこにあるのに刃物かどうか断定できない物というのが具体的に何なのか、朝から余計なことが気になってこんな文章を書いてしまいました。時間返せ。

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