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動画があふれる世界

電車には月に一度乗るかどうかという生活をここ何年かしているのだけど、見るたびに車内のコンテンツが増えてきている気がする。

毎日通勤通学で乗っていれば、気づかない変化なのか、10年単位で思い出さないと、変化として捉えられないかもしれない。

昔は、電車の中で広告といえば中吊り広告で、本など読むものがないときには、雑誌とか書籍の中吊り広告を読み込んでいた。スマホもない時代は特に。

中吊り広告は今でもあるが、テレビで動画が流れていて、そのコンテンツもCMだけのものから、番組のようになっているものもある。

そもそも電車の中で寝てない人は、自分の携帯でも動画見ているのに、広告も動画でほぼテレビのような状態。

街中でも看板だけでなく、大きなスクリーンで動画のCMが流れている。

星新一のショートショートのように、周りで動画とか広告が一切ないことが一種の刑罰になるくらい、動く映像に依存した社会になりそう。

ここでもSFの時代は近づいているような感覚になった。

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