複雑な世の中だから
漫画を読む時くらい、何も考えずに笑いたい。
いや、テレビ見る時もラジオ聞く時もそう思っているけど。
何にせよ、現実逃避とか、休憩とか、そんな気分で
漫画を見るときには、大橋ツヨシ氏の漫画がいい。
初めて見たのは、ビッグコミックスペリオールで連載していた、
「壁に耳あり、障子のメアリー」だった。
友人と見つけた時は、衝撃的で笑い転げていた。
単行本にはなっていないし、週刊誌が正しいかも実は定かではない。
しかし、それをきっかけに読むようになった。
「かいしゃいんのメロディー」と「エレキング」が
単行本にもなり、それなりに名が通っていると思う。
4コマで、絵が見やすく、笑える。
気楽に読めて、楽しく、心と脳の休息にとても良い。
大体、主役級の人が突飛もないボケをかますのに対して、
振り回される人のリアクションもかなりいい。
ほのぼのした世界観で、こんな世の中なら平和だなと思う。
あんな会社だったら、楽しいかな。でも続かない。
現実離れしているところもあるが、
この作者の漫画なら、概ねハズレがない。
スペースの関係で、漫画のほとんどを一度手放してしまったが、
もう一度買い集めたい衝動にいつも駆られてている。
それくらい今でも好きな漫画家。
新作求む。
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