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こんがらがっちゃう理論

農家の人に話を聞く機会があった。
端的にいうと、国産の野菜は別に安全ではないよと。

頭がこんがらがってくる話ばかりだった。
世界の中で、日本は農薬をよく使っている国だし、
科学的に進んでいる分、農薬の精度も高いらしい。

あと、農薬にも殺虫剤、除草剤、殺菌剤があり、
その中でも殺菌剤がやばいって。

エッセンスを書き出しただけでも
わかりにくい話だし、何が何やらという気になる。

ではなぜ国産をありがたがっているのか、
外国産、その中でも中国産は危険だとかいう言説は
なんなのだろうかと。

今の所、解はないけど、自分なりに考えた結果、
もの言う人たちの前提が、絶望的なまでに
絡まり合っているような気がする。

自分のように、世界中のものの流れが
繋がっているような時代においては、
一言で国産は安全で、外国産は危険と言えるものではない。

一方で、食べるものはほとんど自給自足していた頃を
知っている世代の人にとっては、
外国産=知らない人が作ったもの全て、、かもしれない。

ベジタリアンやビーガンをありがたがる風潮もあるし、
そう言う人たちは早死にすると言う人もいる。
人間の体の仕組みのせいなのか、
農薬とか食品添加物とかのせいなのか。

どの言説も、前提がそれぞれあるから、
ただ意見を比べても、意味がなくなってしまうものもある。

こうして、色々とこんがらがったまま、
とりあえずお腹は空くけど、別の方法を知らないので、
今まで通りに生活するしかないワケだが。

全部の意見を聞いて生活していたら、
食べるもの無くなっちゃうからね。

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