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Semester 3 Week 11「デザイナーに求められること」

先日"Internal Review (中間講評)"があった。そこでいただいた学科長からのコメントが今週の話題。 マレーシアの大学では課題が出されるとProject Briefというものが配布され、課題の趣旨や最低要件がはっきりと提示される。しかし、その項目を満たすだけでは不十分。 これまではその要件を守ることに執着してしまい、満足のいく作品が残せていなかったが、先生からの助言でようやくそのモヤモヤが晴れた。 その言葉が Special Experience 建築家

Semester 3 Week 3「"住むための建築"と"アートとしての建築"」

経験と知識不足のために深い議論はできませんが思考メモとして残しておきます。 建築家が設計した建物は必ずしも住みやすいものではない。なぜなら建築設計において考慮される項目は住みやすさだけではないからだ。 住宅街でよく見る機能的な建築に対して、抽象的なコンセプトに則ったものや、その場所その時代に設計されたこと自体が貴重だとされる文化的な建築もある。 建築家は「風通しを良くしたい」といった表面的な課題ではなく、根本的なその基礎の部分―哲学的な領域にまで思考を凝らしながら設計す