新聞大国、ニッポン
先日朝日新聞から無料体験で朝刊が届いていたので、ずいぶん久しぶりに新聞を読んでみた。
そこで、そういえば新聞って発行部数とか下がってるだろうけど、現状どれくらいなんだろうと疑問に思い、調べてみることにした。
①読売新聞の発行部数は世界一
世界の新聞発行部数を調べてみたところ、なんと日本の新聞社がツートップだった!
読売新聞がダントツの一位で、9,10万部。
次いで朝日新聞が6,60万部。 (2016年時点)
この数字は2019年では下がっており、
読売が834万部、朝日が576万部となっているが、世界のツートップに君臨していることには変わりない。
日本全体では、2017年に4,000万部を割ったものの、2019年は3,700万部にとどまっている。(日本新聞協会)
https://www.pressnet.or.jp/data/advertisement/
人口1億2500万人であることを考えると、いかに日本人が新聞を購読し、親しんでいるかということが分かる。
②なぜ日本では新聞が多く読まれているのか
インターネット全盛の時代でありながら、なぜ日本では新聞という、いわばオールドメディアが残り続けているのか。
考えられる理由は2つある。
一つは、日本が他国に類を見ない高齢化社会であることだ。
総務省の資料によると、人口1億2500万のうち、65歳以上の占める割合は、3,500万人。
なんと3人に1人がお年寄りという(いや、まずこれに驚いた)
いくらネットが普及し、スマホが普及したからといって、高齢者のかたが使いこなすのは難しいだろうし、どうしても今まで慣れ親しんだメディアを使って情報を得ようということになるだろう。
これらの高齢者層が、新聞の購読を支えているものと考えられる。
もう一つは、日本でITの対応が遅れているということ。
2020年、世界中で猛威をふるったコロナウイルスによって、人類は働き方などを変えざるを得なくなった。
しかし日本の対応は十分に進んでおらず、未だに電話対応、長い会議、ハンコ文化などが根強く残っている。
世界は内側からではなく、外側からの外圧によって変わっていくという。
つまり、今回のコロナの一件で、世界はガラッと変わるはずである(少なくともアメリカではそうなりつつある)
しかし日本ではどういうわけか、外からやってくる新しいサービスを拒み、内にある古い慣習や利権を守ろうとする、鎖国のような傾向が強い。
これは新聞においても言えることで、本来なら電子化がもっと進み、今以上に新聞の発行部数は減っていたはずである。
しかし実際は世界の発行部数トップ2に、日本の新聞が君臨し続けているのである。
③日本は情報後進国なのでは?
日本の新聞事情を見るにつけても、日本は情報社会においてかなり遅れをとっているのではないかと言わざるを得ない。
そもそも新聞は、情報を伝える点で不便な点が多い。
新聞は昨日作成したものが届くため、情報のスピードは遅い。さらに印刷して、各家庭に運搬しなければならず、コストも高い。
一方で、ネットであれば記事を作ってアップするだけで良い。
つまり、情報発信という点において新聞が優れている点は一つもないと思う。
それなのになぜこれだけ多くの新聞が毎日発行されているのだろう。
私はこの点について日本の危機感を感じるし、自分自身が情報を手に入れる手段について改めて考えさせられた。
とまぁ、なんとも稚拙で突っ込みどころ満載の記事ですが、1回目の投稿を終えようと思います。
みていただいた方はありがとうございます。
とみた
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