あけましておめでとうございます

松の内って1月7日までかなと思っているんですが、まぁ1月は正月ですから、松の内過ぎてもいいよね、新年の挨拶しても (^_^;)
…なんてことを書いて、下書きにしまっているうちに、何の言い訳もできないレベルで松の内過ぎてしまいました。
もう完全に開き直りですよ、ええ。

今年はいよいよ50歳になります。何をどう考えても人生完璧に折り返しですね。
今年の抱負というか目標というか、典型的な三日坊主体質なので、どうせ何を決めても守らねえだろ俺、っていう自信だけはあります。
それでも、いちおう考えました。

今年は、久能くのうととのうくんみたいに
自分の考えを積極的に表現するぞ!

いま話題の漫画「ミステリと言う勿れ」の既刊分を先日読み終えまして、すっかり感化されました。
整くんの周りで起こる奇怪な出来事に対し、彼は思いつくままに言葉を並べていきます。
いわゆる名言に当たるものもあるけれども、本当に単なる思いつきの言葉もあったりして。
はっきりしていることは、整くんはむちゃくちゃ博識だってことです。

かっこいいやつですよ!憧れるやつですよ!
こちとら、これといった信念も情報収集もしないまま、さしたる情熱も抱かぬまま、ぼんやりと映画観たりテレビゲームで遊んだりするくらいしか趣味がないアラフィフですよ。
泰然自若にふるまう整くんの足元にも及ばないけれど、そんなオッサンでも彼の言動には心打たれました。

いいんだ、こういうふうにふるまっても。
目の前で起きた出来事への反応として思いついた言葉を、そのまま自然に口に出しても。

あれ? それって、つまりはSNSの原点なんじゃないの?
思いついたことを、自己責任で自由に表明することの楽しさや自由さを、なんか年々失っているんじゃないの?

よし!俺も整くんを見習う!
「ミステリと言う勿れ」を座右の書として、これからも機会があれば読み返す!
もちろん新刊が出たら買う!

てなことに思い至った正月でした。

…あ、1,000文字にちょっと足りないな。もうちょい書き足すか。

もうひとつ、今年の目標として、「映画の感想を文章として残す」ってやつがあります。
毎年、年末に映画ベスト10を決めているんですが、直近に観た作品ですら印象がおぼろげで、年始に観た映画なんて押して知るべし。
これじゃいかん! 己の老いを率直に認めて、ちゃんと感想をメモしておこう!
…てなことを、いつも年始に思うんですよ。でも、結局は途中で諦めてしまう。
それは、自分の文章力のなさにいつも嫌気が差してしまうからなのです。

でもね、今年で五十路を迎えるにあたり、やっぱり諦めることが大事なんだと改めて思ったわけです。
文章力はないが、でも文章を書くのは好きなわけです。
あわよくば、いろんな人に読んでもらって、いろんな人に褒めてもらいたいとも思う。
がしかし、どちらも「ないものねだり」なわけです。
文章力の向上、知名度の向上、どちらも本気で目指すなら、本気で取り組むしかない。
でも、そこまでの情熱も執念も自分にはないこともわかっている。
現実には、棚からぼた餅なんて落ちてくるわけないのよ。

うまくは書けない、でも書くことはできる。
自分にガッカリはするけれども、でもそれが現実なんだと受け入れることが大事なんだろうと。
継続は力なり、なんて言葉もあるけれど、どんなにしょうもない文章でも1年書き続けられたら、それはそれで大したもんじゃないか。
そのときは自分で自分を褒めてあげよう。

というわけで、iOSのメモ アプリで感想を書き始めました。
ダラダラした、要点を得ない、何のセンスも感じられない文章だけれど、まごうことなく自分で書いた文章。
今年のどこまで続くことやら、ともあれがんばってみます。

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