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俯瞰して見る(プロセス②観察) の巻

対話の2番目のプロセスである観察ですが、

観察とは(デジタル大辞泉より)
物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。
とあります。

対話においては、人の言動に対する変化を第三者視点で
よ~くみることを指します。

よ~くみるといってもどのような変化を見ればよいか?

注意してみていることとして
言葉、表情、想い、熱量、ジェスチャーですね。

それを映画のワンシーンのように切り取てグラフィックに
落とし込みます。

ポイントとしては、相手に興味を持ち、問いを投げかけること

どんな時にワクワクするのだろう?
どんな時にガッカリするのだろう?
この言葉にどんな意味があるのだろう?
どこから想いが溢れているのだろう?

ここで、観察に必要な2つの視点を紹介します。

・コンテント
話されている内容、話題、タスクの目的・課題・目標・結論や結果、
それぞれの言動、明示的な役職役割

つまり、言葉にしやすいこと、論理的に説明がつくこと、扱いやすいこと、見えやすく意識しやすいこと。

・プロセス
コンテントと同時におこっていることであり、コンテント以外のすべて
自分の心の中や他人との関係の中で起こっていること

※ここでのプロセスは、対話のプロセスと意味が異なります。(対話のプロセスは、手順や過程のこと)

つまり、言葉にしたり共有しづらいこと、合理性や論理的解説が時に伴いないこと、扱い辛いこと、見えづらく意識しづらいこと。

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プロセスはコンテントに影響を与えています。
コンテントだけに着目しても、根本的な問題解決や課題解決にならないことがあります。そういった意味で、コンテントとプロセス、両方に着目する必要があります。

そうは言っても、観察って難しいですよね。

なかなか言葉にしづらいプロセスをグラフィックを用いて可視化することで
少しでも対話が促進されてより良い学びにつながればと思いながら、日々精進しています。

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