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中国の労働節(GW)と振替休日

今週末にはいよいよゴールデンウィークがはじまります。
4/29~5/7までの10日間の長期休みになるので、旅行に行かれる方も多いと思います。

中国にも似たような祝日があり、それは「労働節」。

基本的にお休みは4/29~5/3までの5日間となってます。

コロナによる規制が終わり、聞くところによると海外へ遊びに行ったり国内で小旅行をしたりと、久々に活気のある長期休暇となりそうです。

実際に自分の周りでも日本行ってくる!って言う人もいるので、ぜひ日本の経済を回してほしいものです。

しかし、政府が定めている祝日は実際の所5/1の1日だけとなっています。

第二条 全体公民放假的节日:
(四)劳动节,放假1天(5月1日);

全国年节及纪念日放假办法_中华人民共和国人力资源和社会保障部 (mohrss.gov.cn)

え、5/2と5/3は?
となるかもしれませんが、この2日は「調休」つまり振替休日となっています。

振替休日ということはもちろん代わりに出勤しなければならない日があるわけです。

今年の振替出勤日は4/23(日)と5/6(土)。

つまり5連休のために労働節の前に6連勤しなければならず、労働節後の土曜日も出勤しなければならないんですね。

正直なところこの制度はどうなの?とは思っちゃいます。
休んだ分働いてもらいたいのはわかりますが、本来休んでもいい日に働くというのはなかなかモチベーションがあがりません。

もちろん各企業の判断にもよるとは思いますが、国が定めている振替休日ですから、休日手当も出さなくていいですし平日扱いになります。
そのためほとんどの企業が出勤となり、中国全土から不満の声は上がっているようです。

いっそのこと労働節なんてなくなればいい


振替休日は労働節に対する最大の侮辱と冒涜だ

世界的に見ても日本の祝日は多い方だと思いますし、ゴールデンウィークに1週間も休めるのはなかなか素晴らしいと思います。

自分も出来ることなら2泊3日で温泉旅行でもしたいものです。。。

もちろん働きたい人は働いてもいいと思いますが、一般企業に勤めている人にしたら振替休日なんてない方がいいわけです。
人それぞれのモチベーションを考えたら無くした方がいいのかなーとは思いますし、オフィスワークで1日2日多く休んだところで影響が出る業界なんて少ないと思います。

もともと振替休日が無ければ無いものとしてスケジュールを組めばいいだけですしね(笑)

今後どうなるかはわかりませんが、当分は振替休日が付き物になってきそうです。
反感の声が大きくなってきたら今後無くなる可能性もありますが、あまり期待しすぎてもよくないですね。
中国なので(笑)

おわり

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