思い出のコラボ

【このエッセイは投げ銭方式です】

どうも、tominagayukiです。

今回は、note内でコラボした時の思い出話をしてみます。


最初のコラボ

最初にコラボ、というか、企画に参加したのは、りをくさんが主催した“DEEP SILENCE”でした。

どうして参加してみたのか、理由は二つあります。

大きな理由は、“DEEP SILENCE”が「眠り」をテーマにしていることです。

小さな理由は、りをくさんがクリエイターとして初心者(?)だったからです。

私が電子音楽を制作するようになって、最初のシリーズは“sleep,you've got to help yourself”で、これは、眠りをテーマにしています。

正確には、眠ってもらうためのアンビエントを中心にしたシリーズであり、ファーストアルバムです。

sleep,you've got to help yourself”という電子音楽は、私の中では、思い入れがあって、いつかは、noteにアップしたいと考えていました。

ただ、下手なんですよね、電子音楽に手を出してから、すぐに作った曲なので。

今でも上手くないのに、超初心者が作った音楽なのですから、まぁ、下手糞でして。

“sleep,you've got to help yourself”を出すいいきっかけだぞ、と思ったんですね、“DEEP SILENCE”の参加要項を読んで、いや、でも、どうしようかな、と思ったんです、どの曲にするのか、ちょっと悩んだ、だから、とりあえず、参加表明のコメントを書かせていただいて、“sleep,you've got to help yourself”にしたんです。

「眠り」をテーマにした電子音楽、眠れそうな曲は、けっこう作ってきたので、それなりには上手く作れたアンビエントもあるし、初期の頃の下手糞なアンビエントもある。とにかく、私は、アンビエント・ミュージックから電子音楽を始めたようなものなので、“DEEP SILENCE”は合うな、と直感したのです。

それと、りをくさんへのシンパシーとでも言うんでしょうか、私が電子音楽を始めて、最初のテーマが「眠り」だった、もしかしたら、私の電子音楽への想いと、りをくさんの“DEEP SILENCE”への想いは重なるところがあるのではないか、と思ったのです。


“DEEP SILENCE”の参加要項

テーマ:静寂、眠り
イメージ:寝始めてから深い眠りに落ちるまで、のどこかを切り取り表現
方法:此処にリンクを貼ってくださればお名前と作品名など随時追加
料金:個人にお任せいたします
期間:無期限です。マガジンにのみ登録いたします。
作品:すでに発表している作品。企画用に創作する作品。
ジャンル:写真、イラスト、映像、文章、文字、演劇、音楽、ダンス。見境なし
企画名:Deep Silense(ディープサイレンス、深い静けさ、などお好きな呼び名でどうぞ)
その他:この企画の軌道修正、創意工夫の提案とか大歓迎。
備考:楽しんだもの勝ち・あとは野となれ山となれ
最後に:作品群たちで、眠りの深い静けさへ誘われます様に・・・☆


“DEEP SILENCE”は最終的に、りをくさんの手によって、動画に編集し、YouTubeにアップされます。

上の動画を見ていただければ、どのような内容だったのか、分かるかと思います。


コラボの場合、相手次第で、自分の作品が変化していきます。

最初は、同じテーマで作品を持ち寄ろう、というだけの企画だったのですが、途中で、土田 じゃこさんの“ノートノオト”というnoteのラジオ番組と、“DEEP SILENCE”がコラボする、という話が決まって、私の“sleep,you've got to help yourself”も“ノートノオト”で紹介して頂きました。

それに、みんなの作品を総編集して動画にする、というのも、最初からあった話ではなく、りをくさんのやる気と行動力の結果です。

相手次第で、例えば、私の電子音楽が、noteのラジオ番組で流れたり、動画になって映像とミックスしたり、自分が想像していなかった流れや形になったりします。


“夜ヲ行ケ”でリミックス!

“DEEP SILENCE”でコラボが大成功し(りをくさんの尽力と人望、運のよさのおかげ)、気を良くした私は、“夜ヲ行ケ”という曲のリミックスを手掛けることになります。

“夜ヲ行ケ”、私はがきえさんの歌バージョンを見かけて、コラボして欲しいオーラ全開だったのと、女性ボーカルで電子音楽を作りたいなぁ、とずっと思っていた私がいて、あ、これだったらリミックス出来るな、それでコラボになるな、と思いました。

“DEEP SILENCE”の場合は、まだりをくさんが人気者になる前だったので、敷居が低く、何となくで参加したのですけど、“夜ヲ行ケ”はすでにnoterの評価が高くて、がきえさんは人気者で、敷居が高かった。でも、直感ですね、どうにかなるだろう、と思って、リミックスさせて頂きました。

“夜ヲ行ケ”には、いくつかのバージョンがあって、それぞれが、コラボ作品になっています。

【原曲】“夜ヲ行ケ” がきえさん(動画付きバージョン)https://note.mu/mariegakie/n/n10174a121f12 

【“夜ヲ行ケ”コラボのこれまでの推移】「コラボ連鎖。まさかの歌姫降臨。」miyabiyaさんのノートhttps://note.mu/miyabiya/n/na05f40ed4c99

【コラボ】光と影【募集】佐伯 有さんのノート
https://note.mu/yusa/n/n09316b66a3a9

【“夜ヲ行ケ(Dark Knight Note Echo Mix)”ノベライズコラボ】『夜ヲ行ケ ~Short Session Ver.』ならざきむつろさん https://note.mu/muturonarasaki/n/n6b9af71eaa91

【アレンジ・コラボ】“夜ヲ行ケ ロックアレンジ” charly - ふくざわまさひろさん
https://note.mu/charly_jp/n/ncc51decf8903?magazine_key=mafd96709be42

【動画】夜ヲ行ケ 高山康平さんhttps://note.mu/koheitakayama/n/ncb93869f1685?magazine_key=m8067829271cc

【ミックス】夜ヲ行ケ(Dark Knight Note Echo Mix) tominagayuki tominagayukihttps://note.mu/tominagayuki/n/nb359f2050745

【リミックス】夜ヲ行ケ(Dark_Night_Ambient Mix) tominagayuki
https://note.mu/tominagayuki/n/n1fbd10f61f78?magazine_key=m8067829271cc


↑上の動画は、高山康平さんバージョンの“夜ヲ行ケ”です。


こうやって、作品紹介するだけで、長くなってしまうぐらいの様々なバージョンが、“夜ヲ行ケ”にはあります。

現在、とある方から、私がリミックスした“夜ヲ行ケ(Dark_Night_Ambient Mix)”の動画を作りたいという話があって、制作中だと思います。

制作中なので、ここでご紹介するのは控えさせて頂くとして、“夜ヲ行ケ”は私の中でも、思い出深い曲になりました。

もともと、“夜ヲ行ケ”はコラボ大歓迎で、私もその流れでやっていて、私のコラボさせていただいたミックスは、ならざきむつろさんによって、“【“夜ヲ行ケ(Dark Knight Note Echo Mix)”ノベライズコラボ】『夜ヲ行ケ ~Short Session Ver.』”という短編小説になりました。

私がリミックスした“夜ヲ行ケ(Dark_Night_Ambient Mix) ”は、動画として、現在、制作中だと思います。


“ポエマンガ”とコラボ!

↑上の画像は、モリマサ公さんが私のポエムをマンガにしてくれた“ポエマンガ”です。

モリマサ公さんとは、note以前からのネット上の知り合いで、知り合い程度の距離感をキープし続けて、今に至る間柄です。

私は、モリマサ公さんの詩集を何冊か主有していて、だいたいこんな作風だな、と分かった上で、“ポエマンガ”のコラボを募集されていたので、参加した結果、上の作品に仕上がってきました。

「雨が降る/君にも/僕にも」という三行の言葉は、私が詩を書いてきて、今でも心に刻まれている詩句です。

今はもう、私は詩を書いていませんけど、多分、私がずっと書き続けてきた詩の内実は、この三行なのだと思っています。


“透明な鼓動”をミックス!

↑上の動画は、yuyuさんがギターを弾いている“透明な鼓動”のライブ映像です。



ある日、noteのタイムラインに、yuyuさんの曲が浮上してきました。

とってもいい曲だったので、ミックスさせて頂きました。

それが、“透明な鼓動 (Transparent_Beating MIX)”です。

【原曲】透明な鼓動 yuyuさん

ギターの曲をリミックスしたいなぁ、とずっと思っていて、“透明な鼓動”という曲が、私の中で、ジャストフィットしました。

これに、シンセで音を乗せたいなぁ、と。

“透明な鼓動 (Transparent_Beating MIX)”は、原曲にシンセの音を乗せるだけだったので、楽チンでした。

あと、あまり気を使わずに、けっこうフリーな感じで演奏できました。

なぜなら、原曲が私のイメージにとても近かったからです、私のは、オマケになればいいなぁ、グリコのオマケだったらいいなぁ、ぐらいの感じで、好き勝手にやっちゃいました。

“夜ヲ行ケ”と違って、“透明な鼓動”は、ボリュームを上げただけで、エフェクトをかけたりはしていません。


りをくさんとの二回目のコラボ!

“なぐ雨(サメ)”のマガジン りをくさん
https://note.mu/melcm/m/m5449bf682e90

こちらは、雨をテーマにした参加型企画で、“DEEP SILENCE”の姉妹版のような感じです。


“キラキラハンティング部”に入部する!

キラキラハンターのnanacoさんが、“キラキラハンティング部”なるものを主催していて、私もそれっぽいのが写真で撮れたので、キラキラハンティング、と勝手にタイトルをつけて、noteにアップしたら、nanaco部長に勧誘して頂きました。

あまりnoteの部活動全般に積極的ではないのですが、せっかく、直接誘って頂いたので、写真の楽しみ方を一つ増やそうかな、ぐらいの軽い気持ちで、入部しました。

私は優秀なキラキラハンターではないので、あまりキラキラハンティング出来ないのですが、たまに、雨の日や、雨上がりに、撮れたのならば、うれしいですね。


↑上の写真は、私が撮影したひまわりのキラキラハンティング写真です。


それぞれのコラボ作品を振り返って

“DEEP SILENCE”と“なぐ雨(サメ)”に参加させて頂いた、主催者、りをくさんは、あれからnoteの人気者になりまして、手広く、あれこれとやっておられるようです。

写真、動画、小説、などなど、守備範囲を広くする方向へと進んでいるようで、多分、これからも、変化していくのかなぁ、と私は思っています。

りをくさんの写真を見ていると、ダークな部分と、ミーハーな部分があって、ミーハーな部分は、守備範囲の広さ、ダークな部分が作品の核(テーマ)になっているのかなぁ、なんて感じていて、「表現したい!」という気持ちを強く感じます。

これから壁にぶつかるとしたら、テーマ性においてではないか、と勝手に推測していて、“DEEP SILENCE”と“なぐ雨(サメ)”を省みると、りをくさんの根っこには、アンビエントがあるんじゃないかなぁ、と思うので、そっちに行けば、多分、いいんじゃないかなぁ、と思うのですね、私なんかは。

つまり、ありのまま、あるがまま、“世界”をやったらいいんじゃないかなぁ、と。

あとは、世界と人の関係性、とか、環境の効果、とか、そういう感じで、個的なメッセージ性の人ではなくて。

あまり個人に対してアプローチするタイプではなくて、風景や背景でアプローチする作家ではないでしょうか。


“夜ヲ行ケ”に関しては、様々なバージョンがあるのですが、私が最初に出会ったのは、がきえさんバージョンだったので、そちらの話を。

がきえさんは、人間愛の歌い手で、手紙を歌にする、というお仕事もそうですし、noteにアップしている歌(コラボが多い)を聴いていても、人間愛、人間主義の人だなぁ、と感じます。

“夜ヲ行ケ”も、声、歌、がメインで、いわば、主人公で、夜という世界、風景、は脇役という感じで。

だから、わりかし、力強いんですよね、ボーカルが。

私は、夜を強調してリミックスしよう、と最初からイメージがあって、つまり、アンビエント、脇役扱いの「夜の闇」をボーカルである「人の声」と同じぐらいの主役にしてしまおうと。

でも、“夜ヲ行ケ”はすでにnoteの中でイメージが定着していて、がきえさんのイメージもあるし、あんまりそういうイメージを裏切ってはいけないなぁ、と思って、がきえさんのボーカルが、「夜の闇」に負けないようなリミックスにしました。

6:4ぐらいで、ボーカルがシンセよりも強い感じで。


ならざきむつろさんが私の“夜ヲ行ケ”のミックス(リミックスの前段階として原曲にエフェクトを加えて調整したバージョン)を聴いて、小説にしたい、ということになりました。

面白いのが、ならざきむつろさんの小説、主人公が、人間ではなく、ロボットになっているところで、ここで、がきえさんの“夜ヲ行ケ”の人間愛、メッセージ性が変わってしまうんですね。

無機物的な世界観(近未来SF)になって、夜の闇が主人公になっています。

ロボットは、世界を強調する装置として、小説では描かれています。だから、ロボットの心理描写はほとんどありません。

ならざきむつろさんの小説は、私は小説をあまり読まないので、読んだ限りだと、ハードボイルド系で、心理劇よりは、行動や台詞で読ませる作家だと感じています。

まさか、がきえさんの歌を聴いて、無機物だと感じる人は、ほとんどいないでしょう。

有機的だし、エモーションが溢れている歌い手ですから。

私は、有機的なのと、無機的なのと、それと、感情で言うと、希望と恐怖が同居している感じで、“夜ヲ行ケ”を解釈して、リミックスしました。

ならざきむつろさんは、無機的な方へ、夜の闇の方へ、“夜ヲ行ケ”の方向性を決めたようで、“夜ヲ行ケ”において、様々な世界観、価値観があって、コラボの面白さの醍醐味を味わうことが出来ました。


↑上の動画は、モリマサ公さんが“ベルリン”という詩を朗読しているライブ映像


“ポエマンガ”に関しては、モリマサ公さんの朗読を聴いていてもそうですけど、わりかし、テンポが速い。

BPMで言うと、100~130ぐらい(ちょっと浮遊しながら歩行している速度)なんじゃないかなぁ、と思うのです。

モリマサ公さんがずっと続けている“ポエマンガ”も、同じぐらいのスピード感覚で、さっとイメージを掬い上げる感じがします。

それと、都市的というか、都市郊外的というか、モリマサ公さんの生理だと思うのですが、私は、そういうテンポではなくて、さらには、「雨が降る/君にも/僕にも」という詩句は、アンビエントですね、BPMで言うと30ぐらいです、私にとっては。

さて、どうなるんだろう? と思っていたら、私との“ポエマンガ”のコラボは、イメージしていたポエマンガとは違っていて、テンポがゆっくりになっていて、情景移動(視点移動も含めて)が抑えられていました。

モリマサ公さんは、イメージとイメージを紡いでいくタイプの作家で、想起されたそれぞれのイメージとイメージのギャップで受け手の心に揺さぶりをかけたい人なのですね。

だから、キレイなのと、キタナイものとをわざと隣り合わせにしたり、もともと、ダークな部分を強く持っていて、そこからの光、みたいな感じを大事にしている人なのかなぁ、と私は感じています。

決して、ダークマターではなく、意図的にそれは避けている、避けようとしている感じで。

あと、モリマサ公さんは、即物的で、物に付属するイメージ、言葉を多用することが多くて、私はわりかし、抽象的で、付属するイメージや言葉を払拭して作品を作りたい、と考えている、という違いもあるかと思います。

贅沢を言えば、私の詩句をモリマサ公さんのBPM(テンポ)でポエマンガにしてもらってもよかったかなぁ、と思ってはいます。

あれはあれでステキなのですが、私とのコラボのポエマンガは、都市的ではなくて、田舎っぽい感じなんですね。雨の匂いとか、そんな感じで。アスファルトではなくて、あぜ道、みたいな。


キラキラハンターのnanacoさんの写真を見ていると、人間愛だなぁ、人間主義だなぁ、と感じます。

それは、撮り方にも反映されていて、キラキラハンティングする為に、霧吹きを持参して、花に吹きかけて撮影するのがnanacoさんの一つのスタイルのようで。

写真のタイトルやキャプションのセンスも、わりかし、花とかを擬人化したり、人間の心理を扱いたい、という印象を私は受けています。

私は、そうではないので、キラキラハンティング部に入部していいものか、ちょっと悩みました。

音楽で例えると、nanacoさんはメロディメーカー、私はメロディで音楽を作らないので、それぐらいの違いがあって、ポエムというか詩というか、心の内面を写真で言葉にしたいような、私は、世界を表現したいのであって、人間はその世界の一部であり、主役ではない、これは、見方、見え方の違いでもあるかと思います。

あと、nanacoさんは、どちらかというと、撮りたいものがはっきりしていて、それは、だいたい、写真の中で一つです。

撮り方に関しては、写真を撮る時、一つ、テーマがあって、だいたい、それにピントが合っている、あとは、そのテーマを引き立てるように、画面調整(構図など)しています。

それが当たり前だと思う人もいるかも知れませんが、一枚の写真におけるテーマは、一つだけだとは決まっていません。

ただ、テーマを詰め込みすぎると、煩雑になって、複雑になっていきますし、カオス状態になる可能性もあるので、一枚の写真で一つのテーマ(例えば、キラキラとか)に絞った方が、見やすい写真になりやすくなります。

nanacoさんと私の写真観の違いばかりを書いていますが、それは、nanacoさんだけではなくて、私のような写真観がめずらしいかなぁと感じています。

だいたい、人様の写真を見ていると、人間愛や、人間主義みたいなものを感じることが多いので。

ヒューマニズム、とでも言うのでしょうか、“ファミリーオブマン”という大規模な写真展も過去、行われましたけど、そのような写真観は今でも脈々と続いているのでしょう。


yuyuさんの“透明な鼓動”は、ちょっと世界が視野に入っているけど、聴き手である「あなた」の曲で、そこに、弾き手の「わたし」がいて、「あなた」か「あなたとわたし」なのではないかなぁ、と私は思っています。

世界があって、でも、個的なメッセージもあって、どちらに傾けるのか、yuyuさんは、個的なメッセージに傾けよう、という感じがあって、それは、歌というか、台詞を“透明な鼓動”の最後の方で入れていることでも察しられます。

“透明な鼓動”はメロディではなくて、リズム、音色が尊重されていて、わりかし、即興演奏の感じがあって、私の好きな感じです。

多分、曲のイメージとしては、世界とあなた、あなたとわたし、あなた自身の鼓動(身体的存在=個性)へとシフトしていくのではないのかなぁ、と思うのですね。

視点が一つではないから、曲調もいくつかあって、そういう視点(イメージ)の推移も私は好きな感じです。

私が“透明な鼓動”のミックスで試みたのは、「あなた」の方へ傾いている方向性を、「世界」に近づける、ということでした。

この曲では、あなたと世界のバランスは、1:1ぐらいの比率でもいいかな、と思いました。

なぜなら、メロディを聴かせたくて作られた曲ではないだろうし、歌がメインの曲でもないからです。

“透明な鼓動”の主役は、やっぱり、ギターであり、ギターの音色です。

次に、ドラムがあって、リズムがあって、歌はその次ぐらいにあります。

そうでなければ、“透明な鼓動”の歌や声をあの音量で良しとはしないでしょう。ボリュームが小さくて、ギターとドラムの演奏にかき消されて、耳をすまさないと、何を言っているのか、よく分からないので。

もしかすると、この、「耳をすます」ということが、“透明な鼓動”において、重要なテーマで、だから、声を演奏に比べて、意図的に小さくしている、のかも知れません。

何たって、“透明な鼓動”なわけですから、そうであってもおかしな話ではないはずです。


現在の私の作品について

最近は、コラボすることがなく、マイペースで写真・音楽・エッセイを制作して、オススメ動画などをノートする日々です。

“Across cultural and racial lines”というシリーズを始めたところで、サウンドクラウドに新曲をアップしています。順次、noteにもアップする予定です。

“Across cultural and racial lines”のプレイリスト(SoundCloud)
https://soundcloud.com/tominagayuki/sets/across-cultural-and-racial

(※サウンドクラウドは曲をアップする制限があるので、古い曲から消しています。リンク切れの場合は、ご容赦下さい)

この“Across cultural and racial lines”シリーズ(日本語で「文化と人種の境界を越えて」という意味)は、近未来SFの世界、都市をイメージしています。

私の電子音楽は、放っておくと、宇宙になりがちですが、今回は、人間の住んでいる都市、近未来、人工的な音、を表現できればいいなぁ、と思っています。

基本、考え方はアンビエントですけど、今回は、近未来都市なので、ダンスミュージックの要素も入っていて、私にとって、ダンスミュージックは人なので、人も入れよう、と。

これは、noteでの活動、交流、コラボの影響が強く働いているのかも知れなくて、noteには、人がたくさんいて、ああ、人がいるなぁ、と感じるからです。

私は、このエッセイを書きながら、気づいたことがあって、それは、音楽のミックス、リミックスにおいて、私がやろうとしてきたことは、原曲に「世界の彩り」を加えることだったんだなぁ、と。

私の写真も「世界の彩り」であって、私の電子音楽も「世界の彩り」です。

彩りだけではありませんけど、全般的に言えば、「世界」ではあるでしょう。

逆に、現在、私の作品にあまりないのは、「人」であり、「人間」であり、「人と人の関係性」です。

私は、自分の作品で、ドラマをやろうとは思っていないので、それで構わないのですが、ドラマのエキス、人間のエキスのようなものを、コラボを通じて、少しづつ吸収したのかも知れません。


コラボ&マガジンフォロー&投げ銭プリーズ!

というわけで、今回のエッセイはこれで終わりです。

今回、沢山のリンクを貼ってありますが、こちらの不備で、リンクが正しくなかったり、リンクも含めて、文章などを修正、削除して欲しい方は、ご連絡下さい。

迅速に対応したいと思っています。


コラボ、受け入れ態勢はいつでも万全です!

基本的に、私は自分の作品をどのように使っていただいてもかまわない、というスタンスなので、気軽に声をかけて下さい。


私のエッセイは投げ銭を承っております。

投げ銭だけではなく、私のマガジンをフォローしてくれると、ぐんとモチベーションが上がります。

気持ちですから、優しくて、余裕がある人がいたら、よろしくお願い致します。

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