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Far Yeast Brewing(2022.01~)/在庫管理、ロジスティクス、時々…

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Far Yeast Brewing(2022.01~)/在庫管理、ロジスティクス、時々醸造

最近の記事

ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた④

⑤ろ過、煮沸釜へ移動・スパージング糖化が終わったら、次はグツグツと煮沸する。その際、いまの糖化釜でグツグツさせるのではなく、煮沸用の釜に移動させてグツグツやる。 移動させる際にろ過を行う。糖化釜に残っている麦芽の殻はもうお役御免だ。いや正しくは、麦芽の殻には今から最後の仕事をしてもらう。ろ過フィルターだ。もちろん、糖化釜にはろ過用に目が非常に細かい金属フィルターがついているが、麦芽の殻にもフィルターとなってもらう。前回の記事で書いた工程①麦芽の破砕で、あえて麦芽の殻を残した

    • ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた③

      さあいよいよビールを醸造していこう。今回は麦芽の軽量から、マッシュアウトまでを書いていく。 ①麦芽の計量・破砕今回作るホワイトエールでは3種類の麦芽=モルトを使う。ベースモルトである「ラガーモルト」、ホワイトエールには欠かせない「ウィートモルト」、そして「クリスタルモルト」が少々だ。前回のレシピ設計で、本家のホワイトエールより少し色を濃くしてみようと決めたが、その色を濃くしてくれるのがこのクリスタルモルトだ。 スタッフの方に作成していただいた45Lのビールに必要な麦芽の配

      • ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた②

        さあいよいよ、ビール醸造の開始。とは言っても、まずどういうビールを作るのかレシピ設計から始まる。まずレシピ設計って響きが素敵。すでにもういっちょ前のブルワーの気分。 スタッフの方から簡単な説明を受けた後、以下の6項目について、友達とあーだこーだ言いながらレシピを決めていった。 ①ビアスタイル まずは、ホワイトエール/ペールエール/アンバーエール/スウィートスタウトの4つのスタイルから選ぶことに。テイスティンググラスで飲み比べながら、どのスタイルにするかあれこれと検討。こ

        • ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた①

          ビールを作りたくなった。 どうしても作りたくなった。 でもここ日本でビールを作るには免許が必要だ。その一方で免許をとるには年間60㎘作れと要求される。毎日、330mlビン約500本も作らねばならないのだ。1個人の肝臓の処理能力を想定しているとはとても言い難い。 でもビールを作りたい。その欲求は抑えられない。 何かいい方法はないかと調べていたことろ、常陸野ネストビールで有名な木内酒造が、「手造りビール工房」という素敵なことをやっていることを嗅ぎ付けた。 15Lコース、

        ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた④

        • ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた③

        • ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた②

        • ビールが作りたくなったので常陸野ネストに行ってきた①