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秘密展のひみつ vol.7

こんにちは!

できればネット販売をしているうちに担当した10名の方の作品について触れたいので、少しペースを上げていきます!!💨

今日は、作品No.54 有本朱沙さんの作品について。
有本さんは公募枠で、SNSでの募集で今回の100人展に参加してもらえることになった10名の内の1人です。

今回の役者100人展は、全体のテーマは『秘密』で
そこから小テーマとして、『動詞』というテーマが隠れていました。

『秘密』×『動詞』

その動詞は各メンバーごとに分かれていました。
gekichapメンバーは10名なので、10個のテーマと、
プラスで公募枠のテーマが1個あり、合計11個のテーマが存在しました。

この言葉遊びのような無茶振りなテーマは、一人の役者として撮影者も被写体も結構苦労して取り組みました。笑
その分楽しかったし、参加してくれた役者のそれぞれの言葉の捉え方が100人いれば100色、むしろそれ以上あって本当に面白かったのです。


それで僕個人のテーマは『閉じる』でして、
公募枠(公募枠は全メンバーが一人ずつ撮影していますが、テーマは同じ)のテーマは『触れる』でした。


なので、今回紹介する有本さんのテーマは『触れる』


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有本さんからもらった題材を活かすために、影を使うことを考えました。

“他人の秘密に触れてしまった自分”
これは、片思いを抱いている相手の好きな人を知ってしまった自分の中に生まれる複雑な感情。
そして、それを伝えることのできない秘密…

今回は秘密展だったので、
「来たー!こういう甘酸っぱいの!!」って楽しくなりました。笑

素敵な題材で頭の中が瞬間的に高速回転してこの手法を使うことにしました。

まるでピーターパンみたいな影はアシスタント翼くんにお願いしました🙇‍♂️

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ライティングは本当に必要なものだけで。
①メインは有本さんを狙って、グリッドを付けたリフレクターでセッティング。

②は、題材の“相手”を影で作る為に
翼くんに程よい位置に立ってもらい、箱のふたに影が出るようにリフレクターにグリッドを付けて少し強めに当てています。

実は箱のふたは結構重いので、有本さんが持っているように見せるため裏で倒れないように支えを入れています。

この作品で一番重要になってくるのが、翼くんの位置と②のライトの位置と距離、そして光の強さの関係。

理想の影を作るのは結構難しい…。

上の写真で翼くんが若干おじいちゃんみたいに立ってくれているのは、ふたに写った影を見た時に若干影の角度を修正したためなのです。

時には、箱の中に入ってもらい、写らないギリギリの場所に立って撮影も行ったりも…。

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この影のおかげで、この作品のメッセージ性を強めることができました。

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公募枠の10作品は撮影者もそれぞれ違うため
一つのテーマで色々な角度から楽しめます。
同じ言葉をどう調理したのか、是非もう一度確かめてみてくださいね✨

素敵な出逢いに心から感謝を込めて!


いよいよ、あと3人!!

お楽しみに(//∇//)


□おしらせ

役者100人展の通販は20日まで!
おすすめアイテム、おすすめ写真沢山なので!
是非この機会にゲットしてくださいね✨

詳しくは、こちらの記事へ!


see ya!

gekichap 富田大樹

作品No.54 有本朱沙

hair&make:中島加鈴


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