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謎解きが教えてくれたこと

(この記事を読む目安:3分)

こんにちは、とみやまです。

先日、テレビで謎解きの番組を見ました。
「謎解き日本一決定戦Χ2022」という番組ですが、この番組で出題された謎は松丸亮吾さん率いるRIDDLERが完全監修しています。
現在TVerで番組が配信されているようなので、まだ見ていない方はぜひご覧ください。めちゃめちゃおもしろかったです。

この番組は昨年12月から予選が行われており、1次、2次、3次、最終予選を勝ち抜いた人が番組に出演し、日本一の謎解き王を決めるというものです。私も参加していましたが、3次予選で散りました。笑
決勝まで残った8組は謎解き界では有名な方ばかりでしたので、さすがだなといった印象でした。

さて、私の趣味に謎解きというのがあります。
謎解きのおもしろいところは、老若男女問わず楽しめるところだと思います。体を使ったスポーツだと高齢者や子ども、男性女性で大きく差が出てしまいます。謎解きは頭を使いますが、高度な知識は必要としないものが多く、テレビやイベントで様々な人が挑戦できます。
もちろん、謎解きも経験の差で問題をすんなり解ける人と解けない人が出てくることもありますが、解けたときの嬉しさは経験者でも初心者でも感じることができると思います。

「謎解き日本一決定戦Χ2022」で、問題が難しくて解けなくてもあることに気がつけば答えがわかるという謎がありました。まあそんな問題があったせいか、「謎解き日本一決定戦Χ2022」と検索しようとすると、検索候補に「やらせ」と出てきます。番組MCの今田耕司さんも「やらせやんと思った」と言ったほどです。謎解きにあまり慣れてない方ならそう思うのも無理はありません。出場者の中に、これから出てくる謎の答えをその前に出題された謎で解答した人がいたのですから。正直私も「えっ、答え知ってたんじゃ?」と一瞬思ったくらいです。でも、なぜ彼らがそんな解答をしたのかを考えたら謎のカラクリに気づけました。

そういえば以前、俳優の佐藤健さんが出演した謎解き番組が放送されたことがありましたが、そのとき佐藤健さんが出題される謎を次々と解いていく様子を見てやらせだとネット民が騒いでいたことがありました。
私が見る限りやらせだとは到底思えませんが、謎解きに慣れていない方にとってはそのように見えるんだなと勉強になりました。言っておきますが、出題された謎が早く解けるのは、その人が謎解きに慣れているからです。謎解きをやっている方ならわかると思いますが、数多く問題に触れていると、見たことのない問題が出題されてもある程度解き方の方向性がわかるようになります。これは慣れです。
謎解き番組でしばしばやらせだと言われるのは、むしろ謎解きをあまり知らない人からの最高の褒め言葉なのでしょう。

結局、何が言いたいかというと、「謎解きは至高の思考ゲーム」だということです。
「謎解き日本一決定戦Χ2022」の決勝に出場した人に共通して言えることは、小さな違和感を感じとる力が高いということです。これがヒントだと知らされていなくても、そこにあるものすべてに注意を払い、答えを導き出している姿はとてもかっこよく見えました。私もそうなりたいものです笑
「彼女が髪型を変えた」、「彼女がいつもと違う口紅をつけている」、「彼女が新しい洋服を着ている」など、そんなちょっとした変化に気づけるようになればいいですね……ってその前に彼女作らないといけませんでした。

話がそれましたが、これは人生においても言えることかもしれません。
壁にぶち当たったときに、身の回りにあることやもの、人などから解決の糸口を見つけ、壁を乗り越える。
難問だと思っていたけど、見方を変えたら、なんてことはないとても簡単な問題だったというのは人生においてもよくあることです。
もちろん、現実はもっと複雑で、考えても答えが出せない問題のほうが多いでしょう。でも、身近なものに目を向けることや、一つのことをいろんな視点で見ることは人生をより豊かにするために大事なことなのかもしれません。
この番組を見てそんなことを思いました。

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