#12 あなたにとってのモチベーションって?ーそれぞれのモチベーションー
何かを継続することってなかなか難しいですよね。
そういうときはスモールステップをしっかり踏んで積み上げていくことが大切だなと思います。
ということで、1週間の間、noteを毎日更新していきたいと思います。
今回は「モチベーション」について。
モチベーションとは
スポーツにおいて、”モチベーション”と聞いて一般的に考えられるのは、
やる気や意欲ではないでしょうか。
心理学的に見ると、”モチベーション”は動機付け・目標意識という意味で捉えられています。
”motivation"を日本語に訳すと”動機(づけ)”となり、そこからも”モチベーション”とは”動機付け”を意味することが分かりますね。
このように概念的な部分から見てみると納得することがたくさんですね。
例えば、「最近、モチベめっちゃ下がってるわ。」っていうときも、ただ単にやる気ないんだなと思うんじゃなくて、「あ、この人は今、何か行動するための動機付けや目標意識がないんだ」って思うことができるし、そう思うことができると、その人への対応も考えやすいですね。
改めて納得、納得。
長年スポーツをやってくると、人によってそれぞれの”モチベーション”があることに気づいてきます。
モチベーションが下がるタイミング
このnoteを書き始めて何度も言っているのですが、僕は本当に何度も怪我をします。
その中でも一番長い期間戦線離脱をしたのはこのときだと思います。
僕は、2017年8月10日に人生初の手術を経験しました。
僕の左足首の踵骨(かかとの骨)の上に鼠ができ、その周りに腫瘍ができていたのです。
写真の黒線で囲んでいる部分です。
本来、この部分に骨などは存在しません。
この骨が足関節の動きを制限して、痛みであるくこともままならなくなり、手術をしました。
術後の写真です。
脚が黒いことはスルーしてください(笑)
「一度、手術をすると、そこからアスリートとしての復帰まで過酷なリハビリも積まないといけないしモチベーションの維持が大変だよ」
このように言われることが多々ありました。
アスリートとして、スポーツに全力を注ぐ中、モチベーションが下がるタイミングは上記のように、まずは怪我。
その他にも
・結果が出ない
・勝てない
・思い通りにいかない などなど。
このように様々なタイミングがあると思っています。
でも、この時に、僕のモチベーションは下がることなく、次の目標に向けてめちゃくちゃ上がってました。
僕のモチベーション
モチベーションが下がらなかった理由として。
一言でまとめると”内発的動機づけ”
まず、今回の手術は、僕にとっては足関節の制限をなくし、痛みもなくなるというプラスの面で捉えることができることだったのです。
次に、当時の僕自身の大学での目標があったからです。
「東京オリンピックマイル出場」
今となれば、夢を語ってたんだなと思いますが、この夢のような高い目標があったからこそ、折れることなくリハビリにも専念することができました。
こんな感じで、すぐに復帰プランを考えたり、目標設定をしていました。
最後に、とてつもなく陸上競技が好きだったからです。
やっぱり、なんで陸上競技をするのかというところを考えると、「好き」だからという言葉が出てきます。
この”好き”ということが一番の僕のモチベーションであり、今でも競技を続けているのもその部分がとてつもなく大きいからです。
それぞれの人によって”モチベーション”は様々ですが、この”好き”という内発的動機づけは共通しているものではないかなと思います。
最後に
今回の”モチベーション”については、選手としてもとても大切ですが、
チームを引っ張ったり、人を引っ張るときにもとても大切なことだと思います。
僕は一度、この人を引っ張るときに”モチベーションの差”で失敗しています。
その当時は、モチベーションをやる気や意欲と捉えていたため、自分の考えを押し付けたり、やる気がないならという考え方しかできなかったため、何度も衝突しました。
スポーツに取り組む、勉強に取り組む、仕事に取り組むなど
何をするにしても、それぞれの人にそれぞれの”モチベーション”があることをしっかりと念頭に置き、さらに”モチベーション”の概念を見直すことで、相手にも寄り添うことができ、お互いに目標に向けて頑張れる関係性を築くことができるようになりたいと思います。
今回も、読んでいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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