写真講座/コミュニケーションのために
今日は、カメラマン歴40年超の曽根原さんと一緒に某高等学校にて、デジカメ写真講座。この学校は、不登校経験者を受け入れている学校です。不登校を経験したようなお子さんは、とてもセンシティブで感性豊か。一方で、コミュニケーションが苦手という人も多い。
そこで、シャッターを切るだけで表現できる写真が良いのではないか、との思いで、提案し、授業として取り入れていただいた次第。カメラは、写友さん達の協力を得て、人数分用意しました。10年落ちの中古カメラ中心ですが、カメラの操作、写真の基本を覚えるには十分です。
今日の撮影は、アウトドア系の商品と、ボトルなどの物撮り用の島を二つ設定し、さらに、ポートレートの撮影セットを作りました。
最初に、カメラの初期設定を確認してもらう。室内の暗い場所での撮影であること、レンズが明るくはないことから(最小でもf値が5.6くらいのものが多い)、ISO感度を上げてもらう。明るさの調整方法は前期の授業で教えてはいるが、夏休み開けで、1年生は忘れている人も多い。
こちらのセットは、ビンなどのアイテムを自分で選んで配置もしてもらう。構図のセンスを養ってもらうためだ。生徒さんたち面白がって熱中。コミュニケーション促進に写真は役に立っているようだ。
ポートレートの設定は、曽根原さん。クリップオンストロボ一灯での撮影。今日は、側面からのライティングであえて影が出るようにとのこと。
手持ちの補助光をモデル役の後側から入れて、2人ひと組になって撮影開始。
こんな感じの撮影になりました。
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