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22 フライドポテトの法則を信じて生きていく

46歳・女性・おひとりさまが、最高の50歳になるためにしたい100のことをやっていく体験レポートを書いています。

今回は22個目「フライドポテトの法則を信じて生きていく」


鳥羽シェフのX(旧ツイッター)で、「世界一うまいフライドポテト」のレシピが美味しそうで、目が止まった。

美味しそう・・!

鳥羽シェフって、あの女優さんとのゴシップで有名になった方。

Xで喧嘩したり、レシピがバズったり、ソーシャルメディア使いがすごい。

鳥羽シェフのレシピが美味しいときは、「トバい」というらしい。ハッシュタグをつけて投稿をすると、鳥羽シェフが見てくれる。

いったいどれだけトバいのか、私も試してみたくなった。

友達がくる日に、世界一うまいフライドポテトを作ってみることにした。

必要なのは、ジャガイモだけ。

材料は簡単なのに、世界一美味しいポテトは、工程がめんどくさかった。

ジャガイモを先に茹でて、なんと、冷蔵庫で冷やしておかないといけない。

そんなことやったことない。(揚げ物も揚げたことないしね)

こんなに面倒なことさせて、さぞかし美味しいんでしょうね。

意地悪心が出てくる。

2時間経って、キンキンに冷えたジャガイモをあげることにした。

油を鍋に入れる。

え、揚げ物って、こんなに油使うの?

新しい油だったんだけど、一本まるまるなくなってしまった。

揚げ物、恐ろしや。

そして、ジャガイモを入れた。

レシピを見てみると、20分から30分揚げるとのこと。

え、30分!?

そんなに長く?

びっくり。いちいち驚く私。

低音で、じっくり揚げるのがコツなんだそう。

ふーん。ま、やってみるか。

とりあえず、20分タイマーをセット。

友達と話してたら、あっという間だった。

タイマーがなって、鍋をのぞいてみたら、全然色が変わってない。

箸で触ってみても、カリッとした感じが全くしない。

あれ?全然できてないじゃん!
なにこれ、なんか間違えてるんじゃないの?
失敗?

いきり立つ私。

友達に「30分って書いてあるから、もう少し待ってみようよ」となだめられた。

むむ、あと、10分でなにか変わるんだろうか?

もう一回アラームをセットした。

そして、10分がたった。

なんか変わってるのかな?

鍋を覗き込んだら、こんがりキツネ色になっていた。

箸で触ったら、カリッとしているではないか!

え〜〜〜〜!なんで!?
最後の最後で、急に変わってるじゃん!
20分まで、全く変化なかったのに!!

びっくりした。

私は、この図を思い出した。複利の凄さを教えてくれるグラフ。


毎年、最初の10年くらいは変わらないのに、20年後とかに、グンと増える、このグラフ。

途中まで、変化なさそうに見えて、後からググッと伸びてくる。

フライドポテトと一緒じゃん。

なに、なに。人生もこんな感じなのかな。

もう一つ、思い出した。ティッピングポイント。

ベストセラーになったこの本。私も昔に読んだ。

ティッピングポイントとは、「あるアイデアや流行もしくは社会的行動が、閾値(しき いち)を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間」

ある時に「劇的に広がる」というところが、こちらも同じことを言っている。

そうなの、フライドポテトも、劇的に色が変わったのよ。
ジワジワと同じ速度で変化するわけじゃなかった。

ヒー、みんな同じことを言っている?

長い間、ずーっと同じで変化がないように見える。
でも、ある時、突然大きな変化を遂げる。

英語の勉強とかも、そういうよね。

ずーっとリスニングを聞いてて、訳がわからなかったのに、ある日突然わかるようになるとか。

むむぅ。

変化がなさそうに見えても、諦めちゃいけないのかもしれない。

というか、そんな辛い感じじゃなくて、いつか劇的に変化するんだと楽しみにしていたらいいのかもしれない。

フライドポテトの法則。忘れたくないと思ったのでメモ。


読んでくださり、ありがとうございます(^^)/
自己紹介&サイトマップもぜひ読んでください。


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