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空を見上げ、狐が呟いた。 「狐なんかつまらない。 ぼく、鳥に生まれたかったな」 それを…
古き良き音楽の都。 ここで歌姫は美しい産声をあげた。 父は骨董品の蓄音機。 母は由緒あるパ…
メリーちゃんは歌が上手でした。 あまりにも上手なので その歌を聞いて 偉そうな大男が泣き…
マリコちゃんが踊っています。 上手なのか下手なのか よくわかりません。 とにかく 踊るのが…
昔、ある国の王宮に 不服従な従者がいました。 国王が命令を下しても 従者のくせに従わないの…
昔むかし、あるところに お爺さんとお婆さんがいたのですが そのうち死んでしまいました。…
トントコトンが歩いていたら 途中でトコトントンに出会ったよ。 「やあ。トントコトン」 「元気かい。トコトントン」 一緒にトントコ、トントン、トコトントン。 仲良くトコトコ、トントコトン。 トコトコ、トコトコ、お馬が通る。 トントン、トントン、ノックする。 「トントコ、トントコ、どなたでしょ?」 「トコトン、トコトン、私です」 トーント、トトント、扉が開く。 トトトン、トトトン、握手する。 トトトト、トントン、料理して、 トントト、トットー、食事する。 「トトント
「金色の雪」という名の絵本があって その扉を開いてみると、本当に 輝くばかりに金色の…
一個のタイヤだけで一軒の家くらいもあるような 大きな大きな大型トラックには、夢がありま…
ひとり田舎道を歩いていたら 向こうから一頭の牛がやってきた。 大きな牛で、しかも金色に…
お昼寝をしていたら あたりが真っ青になって お部屋の窓を開けたら おうちが空を飛んでいた…
ガラスの宮殿のお姫様から使者がやってまいりました。 「レンガの宮殿の王子様へ申し上げます…
草の葉の上で てんとう虫があぶら虫を食べていた。 あぶら虫は泣きながら訴える。 「なぜ私…
ある山の麓に森があって 滅多にないことだが お山の方角から風が吹くと 美しい笛の音が聞こえる。 それゆえ村の者は、その森を 「笛吹きの森」と呼ぶ。 笛の音が聞こえたからといって べつになにか恐ろしいことや めでたいことが起こるわけでもないが そのままなにもしないというのも なんとなく申し訳ないような気がして 村の者は、皆きょろきょろして 棒を見つければ それで石ころを叩き 箸を持っていれば それで茶碗を叩き それぞれ適当に 笛の音に