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箱夢の詩集 第四集

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詩のようなもの
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【詩】喪服

皆は僕に喪服を着せた。 そのまま僕は家を出た。 僕は外で待っていた。 日が暮れても待ってい…

Tome館長
15時間前
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【詩】ケーキ

あさ ケーキをたべた   なまクリームのうえにひとつ    やわらかそうなかのじょのみみ…

Tome館長
6日前
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【怪談】呪われた古城

ここは呪われた古城。 忌まわしき運命の吹きだまり。 床も壁も天井も すべて血塗られている。…

Tome館長
8日前
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【詩】千匹の虫

千匹の虫が這う 僕のカラダ   ケムシ ウジムシ ダンゴムシ    ムカデ ゲジゲジ ゴ…

Tome館長
10日前
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【短歌】うたかた

うたかたの 淡き恋なら 言の葉の 針でつついて 割れてしまえと   Like a Foam If it is a…

Tome館長
2週間前
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【独白】行くところがない

ホント どこへも行くところがない。 森はとんでもないところだし  かと言って、池や沼では …

Tome館長
1か月前
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【語り】だまされている

君たちはだまされている。 こう言われて君は、そうだろうか と思ったのではないかな。 あるいは、そんなことはない と思ったかもしれない。 または、そうかもしれない  なんて思ったり。 いずれにせよ、君は思った。 こう言われたために、君はそう思った。 つまり、反応してしまった。 与えられた刺激に対応してしまった。 そりゃそうだ。 刺激を無視するわけにはいかないものね。 置かれた状況によっては 命にかかわるかもしれないわけだから。 だけど君、それによって 君はだまさ

【詩】ほんの少し前へ

少し 少し   ほんの少し    少しずつ 少しずつ   ほんの少しずつ    ほんの少しで…

Tome館長
2か月前
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【歌】信玄の歌

赤いちょうちん 紺のれん  いらしゃいの声聞けば  ここは地鶏屋 信玄よ  焼き鳥 つくね…

Tome館長
2か月前
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【詩】しずくの音

眠れない夜 ポタポタポタと しずくが落ちる。 ふと大切なこと 思い出せそうな気がして 言葉…

Tome館長
3か月前
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【独白】明日は晴れる

  てるてる坊主 晴れ祈願として 軒先に下げる、あれ。 首吊りにしか見えないんですけど。 …

Tome館長
3か月前
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【独白】ポリ袋

僕は そっちへなんか 行きたく ないんだけど 風小僧が手招きしたり 風娘が背中を押したり …

Tome館長
4か月前
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【詩】黒い機関車

黒煙をモクモクと吐きながら 真っ黒な機関車が迫りくる。 線路はまっすぐ 私の胸へと続いてい…

Tome館長
4か月前
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【詩】君に夢中

君は、人間じゃない。 だから女でもない。 ただし、化けることはできる。 近所のお姉ちゃんにも 世界的なJazzシンガーにも。  いつもは角砂糖。  たまに抱き枕。  気が向くと  駅前交差点で  ティッシュを配ってる。  他人のフリするのが得意。  泣くのが不得意。 そう言えば、 ストリート・ミュージシャンとか 目指していたんだっけ? それとも声優?  なんにせよ、  君は反面三角で  僕は倒立円錐さ。 たまには一緒にメシ喰おう。   Crazy f