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印象のない街角で待っていた 通り過ぎてゆく顔のない人々 誰もかれもさびしそうに見える 手…
こことは別の場所で 今とは別の時間が流れる。 僕とは別の僕がいて 君とは別の君がいる。 そ…
誰もいない砂浜。 海水浴シーズンにはまだ少し早い。 サンダル脱いで裸足になり、波打ち際に…
小さな女の子が 大きなシャボン玉を作って 空中に飛ばしました。 そのシャボン玉の中で生ま…
たくさんの異国の船が運河を渡る。 ありとあらゆるものが運ばれてゆく。 美しく、いかがわ…
私の心は海の底 大きな貝の殻の中 もしも朝日が射したなら 真珠色に輝いて うっと…
泥と呼ばれ 泥のような暮らしを続ける その女は 今 泥の床にすわり 泥の床になみだする 暗い部屋の入口 樹のように痩せた男は なすすべもなく 樹のように立ちつくし 樹のように見下ろすばかり 時の屍 鐘の音さえ届かず 永遠に救われぬ ふたつの影 泥はさびしく 樹はかなしい Mud and Tree Called mud The woman who contin
本当におもしろいことは きっと単純で ごく身近なことで お金なんかほとんどいらなく…
あたいは兎 泣き兎 赤い目をして 泣いてるの なぜ泣く 兎 笑いなさい なぜかしら…