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箱夢の詩集 第四集

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詩のようなもの
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#makoto

【詩】待つわ

印象のない街角で待っていた 通り過ぎてゆく顔のない人々 誰もかれもさびしそうに見える 手…

Tome館長
1日前
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【詩】別の世界

こことは別の場所で 今とは別の時間が流れる。 僕とは別の僕がいて 君とは別の君がいる。 そ…

Tome館長
1年前
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【詩】波の枕

誰もいない砂浜。 海水浴シーズンにはまだ少し早い。 サンダル脱いで裸足になり、波打ち際に…

Tome館長
2年前
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【詩】シャボン玉

小さな女の子が 大きなシャボン玉を作って 空中に飛ばしました。 そのシャボン玉の中で生ま…

Tome館長
2年前
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【詩】運河

  たくさんの異国の船が運河を渡る。 ありとあらゆるものが運ばれてゆく。 美しく、いかがわ…

Tome館長
2年前
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【詩】残された心

私の心は海の底  大きな貝の殻の中  もしも朝日が射したなら  真珠色に輝いて   うっと…

Tome館長
2年前
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【詩】泥と樹

泥と呼ばれ  泥のような暮らしを続ける     その女は 今       泥の床にすわり        泥の床になみだする  暗い部屋の入口   樹のように痩せた男は    なすすべもなく      樹のように立ちつくし       樹のように見下ろすばかり  時の屍   鐘の音さえ届かず    永遠に救われぬ      ふたつの影  泥はさびしく  樹はかなしい  Mud and Tree Called mud The woman who contin

【詩】本当におもしろいこと

本当におもしろいことは  きっと単純で  ごく身近なことで  お金なんかほとんどいらなく…

Tome館長
3年前
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【詩】泣き兎

あたいは兎 泣き兎  赤い目をして 泣いてるの  なぜ泣く 兎  笑いなさい  なぜかしら…

Tome館長
3年前
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