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箱夢の詩集 第四集

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詩のようなもの
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2021年11月の記事一覧

【詩】水の泡

ブクブク ブクブク  水の泡  あんたは ブクブク  水の泡  あんたの苦労も  水の泡…

Tome館長
2年前
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【詩】ため息と一緒に

はあ。 いやなこと、 つまんないことが多すぎる。 あれもそう。 これもそう。 みんなそうだ…

Tome館長
2年前
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【論説】迷信

霊柩車が黒猫を轢と 車中の仏が生き返る。 水中に潜って呼吸を止めていると あまり長生きでき…

Tome館長
2年前
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【論説】ちょっとした工夫

大切なことは、すぐ目の前にある。 日々刻々のちょっとした工夫の積み重ね。 わずかな修正、…

Tome館長
2年前
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【語り】必要ですか

今、あなたがやってらっしゃることは なかなかすごいことです。 まず普通の人には真似できま…

Tome館長
2年前
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【文字絵】泡の割れる

~~~~~~~~~~~~~~\ぱちん/~~~~~~~~~~~~~~~          …

Tome館長
2年前
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【詩】眼がかゆい

春はあけぼの、かゆい季節。 眼がかゆくてかゆくて、やりきれない。 花粉アレルギー反応。 いわゆる、花粉症。 まぶたの上から、こすったってダメ。 洗眼しても、なおらない。 かゆい、かゆい。 痛い、つらい。 本当に情けない。 泣きたくなる。 なみだで濡れても、症状はかわらない。 もうダメだ。 もう我慢できない。 このままでは狂ってしまう。 目に指ズブリ、突っ込んで  ムンズと眼球つまみ出し  爪を立て  バリバリバリバリ ひっかいた。 ああ、その気持ちのよき

【語り】原始人バンド

原始人が住む集落にいる。 どうやら時空の狭間に迷い込んだようだ。 我々はバンドを組み、演…

Tome館長
2年前
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