見出し画像

のらねこ、最後のカードデザインをする

自分でも全くやったことのない挑戦をする。
そんなコンセプトで始まった今回の企画。
内容は、ちゃんとビジネスとして成立する製品づくりをする、というもの。

今回の連載で作成したゲームを、実際に Makuake で販売しています!
考える力を強化でき、しかも誰と遊んでも会話がめっちゃ盛り上がるゲームになっていますので、お手元に1つあると便利です!
購入ご検討ください。

そして今週は、カードゲームに使うデザイン作業を行ったときのことをお送りします。
今週の作業はヒーローカードのデザインです。

――いつもお読みいただきありがとうございます。
初めての方、久しぶりの方もとても嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

いつも何もできていない。なのにいつもクタクタ。
自分ナニやってるんだろう?

そんな考えにいつも捕らわれがちな人に必要なのは、ちゃんとすることではありません。
“目標管理スキル” を覚えることです。
目標を管理していないから、ちゃんとやってるつもりのことが何でも中途半端になってしまうのです。

だとすると目標管理とは何をどうすることなのか?
この のらねこに何ができる? では、それを皆さんとシェアすべく、僕自身が計画して僕自身でやってきた様々なことを、なるだけ面白く書く趣旨となっています。

現在は “のらクリエイターに何が作れる?” シリーズを連載中です。
僕自身も作ったことがない全く新しいモノづくりに、完全に0の状態から挑戦しています。

シリーズの執筆計画:
(これ以前はバックナンバーに掲載)
15. 製造の前準備
16. 製造準備2/カードのデザイン
17. 広報活動の準備
18. カードデザイン
19. ロゴデザイン
20. パッケージデザイン/クラウドファンディング準備
21. ヒーローカードデザイン/クラウドファンディング準備(今回)
22. ヒーローカードの量産/クラウドファンディング準備
(以下続刊)

過去のバックナンバー


〇今週の作業

- ヒーローカードのデザイン
- Makuakeに書類提出

1. ヒーローカードという呼称の見直し

まずヒーローカードのデザインをするにあたって、まずはカードの名称を変えたいと思います。
今回のシリーズを途中から見てる人には「なんのこっちゃ」でしょうが、このヒーローカードという名前が、ゲームルールに全然そぐわないからです。

今回のゲームルールはこんな感じ。

1. トラブルカードを1枚引く
2. シンキングタイム
  トラブルカードに記載された勝利条件に従い、トラブルの解決案を
  1人1つずつ出し合う
3. みんなの意見が出そろったら、
 「どの意見が一番か、この人に決めてもらいましょう」と言いながら
 ヒーローカードを1枚引く
4. 「この人が賛同しそうだな」と思う答えを、自分以外で一斉に指さす
 一番多く指さされた人が勝ち

ヒーローが、最後に出てきて判定だけしていく人になってるんです。
そんなの絶対ヒーローっぽくない。

当初の予定では、ヒーローカードとは、プレーヤーがどんなヒーローになるかを決めるカードでした。
そのときの名残で、今までヒーローカードと呼んでいたんです。
が、そろそろちゃんと考えるべきです。

どちらかというと ≪裁定者カード≫ なんて名称が正しいかもしれません。
でも子供が遊ぶ場合を考えると、言葉として難しすぎます。

なので候補を出してみました。

  • 診断者カード

  • 裁判カード

  • 判断カード

  • ジャッジカード

ですが、“ぱっと見で全部察せる” 言葉がなかなか見つかりません。
僕は本業がエンジニアなので、職業柄こういう細かいワードに関して『常に必ず絶対100%通じる単語』には結構こだわっちゃう方なんですよね。

自分が作ったプログラムの説明って、本当に本当に本当に分かりやすく分かりやすく書かないと、「書かれた言葉の意味が分からない」って苦情がホンマ秒で来るから。
だから、誰にでも分かるワードチョイスを必死にやってしまうのって、割とエンジニアの職業病だったりするんです。

なおかつ今回の場合、このカードの『どの意見が一番かを決めてもらう』という役割を、幼稚園児からお年寄りまで一発で100%確実に理解させる単語はおそらくないと思われます。
なぜなら『自分の意見を他人に決めてもらうこと』という意味の日本語が、少なくとも日常会話語にはないからです。

無難なものを選択せざるをえません。

そういう意味で無難なのは、、、≪ジャッジカード≫ かな?
カードを単体で見ただけだと「ジャッジとは??」とか悩んじゃう人もいるかもしれないけど、まぁ、だいたい分かるでしょ。
≪ジャッジカード≫ という名称にしようと思います。

てなわけで、カードの裏面のデザインはこんな感じ。

2. カードの表面の作成

んで、次は表面。
これはシンプルに、ジャッジする人物のイラストと、その職業名を描くだけでいい。

ただし、今回はイラストを何枚か娘に描いてもらっている関係上、絵のクオリティを娘のタッチに合わせる必要があります。
僕のカードだけが異様に上手だと不自然だからね。

てなわけで、中学生が描いたようなタッチで、こんなふうにしてみた。

これじゃあ中学生風ってか、小学生風かなぁ。。。
まぁ、ええでしょ。

3. カードを見れば使い方が分かるようにする

はい。
ジャッジカードが完成しました。

ただ、今回のカードには1つ大きな問題があって、それは“見ただけでは使い方が分からない”ということ。

ジャッジカードという名前にしたことでだいぶ分かりやすくはなったけど、トラブルカードと比べるとかなり分かりづらいです。

まず、トラブルカードはこんな感じ。

ね?
これだと、裏と表と見れば「なんかアイデアを出せばいいんだな」ってだいたい分かる。
でもジャッジカードは、ただ職業名が書かれてるだけのカードなので、単体では使い方がよく分からない。

もちろん説明書を見れば分かるんだけど、世の中は必ずしも『分からなくなったら説明書を見る』という人ばかりじゃない。
中には『分からない = 即あきらめる』って人だってそこそこです。

そこで、カードを何のために使うのか、説明文をカードに書いておくことにしましょう。
『この人が納得しそうな意見はどれ?』という固定の文言を入れておくのがいいと思う。

ほら、これで使い方が分かりやすくなった。

てなわけで、今回は代表カード1枚だけの作業なので、これでおしまい。

4. Makuakeに書類提出

最後に、クラウドファンディングを利用するために、Makuake に審査書類を提出すれば今日の作業は完了。
今回は印刷費用をクラウドファンディングで調達するんだけど、そのためには Makuake に住民票・印鑑証明・職務経歴書を提出しないとだめらしい。

なんでそんな書類なんて必要なのかは説明に書いてないんだけど、まぁ、イタズラ投稿防止とか、悪質業者の排斥とか、そのあたりの理由でしょうね。
身分のしっかりした人しか利用できません、ってことなんでしょ。

住民票と印鑑証明は、先週メチャクチャ苦労して市役所から取得してきた。
職務経歴書は、前回の転職活動のときのがあるので、それをアップデート。

ポチポチっとアップロード。
今までの苦労はなんだったんだってくらいあっさり完了。

はい。
今週の作業はおしまい。
ではまた来週。

来週は、ヒーローカードの量産をやります。

[広告]
ここまでお読みいただきありがとうございました。
僕が開発・運営している 目標管理アプリ Project Sylphius は、目標設定・アイデア出しのお手伝い・ジャーナリング・自己分析機能などなど、あなたの挑戦・あなたの仕事が楽しく続くWebサービスです!
無料・無期限でプロジェクト2つ作れます。
1度お試しください。

TOMCAT HEART / 目標管理アプリ Project Sylphius

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?