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アフターデス(死後の世界) 5 地獄
「あなたの地獄の居場所」
医者から余命を宣告されたなど以外、人は突然の「死」を怖れます。
「死後の世界」がどんなところか、パブリックには書いてないからです。
肉体は火葬で消えても、「心」がなくなると思えないからです。残された心というか、魂、はどこへ行くのか?
行先、アドレスを「知らない」から、ガイドブックもないから怖がるのです。
古来、伝わる「地獄」、は嫌だ!
でも残された魂の行先に「地獄」という区分はないようです。私のつたない見識ですが。
未来は地獄ではないのです。
閻魔大王と下来があなたを裁判にかけ、その結果、火の山を登らされたり、針がまんべんなく刺さった道を歩かされたり、飲んでも飲んでも汗となって吹き出し、汚物と生ごみの温泉に追い込まれたり、するはずないようです。
みんなあなたの細胞の収縮の結果かもしれません。人は怒ったり、間違ったことをする、体中の細胞が分裂や突起.して暴れ、あるいは変化します。正常な細胞に戻りたい痛みです。正常に戻ろうとする細胞は痛む。「良心の呵責」となってです、悪いことしたときの良心のかしゃくではありません。
簡単に言えば、生物は元来、善悪の無い、真っ平な存在なのに、ふとした瞬間、狂いを生じる。細胞がかんしゃくをおこす。その動作や行為が、
それが人間界では「悪」「犯罪」とよばれる行為となる。
そののちに、つまり、間違いを起こした後の普通の人間に生じる後悔や懺悔は細胞のリターンです。戻る細胞の痛み。良心の呵責が自分を痛め、地獄を見せます。見ると安らぐからです。
とまあ、勝手な推理ですが、ただし私とて、
地獄の存在を否定しても、「悪」を憎む気持ちはあり、悪人に「地獄を見よ」、と罵りたい時はあります。
江戸時代に、ある人が、
「今すぐにでも、江戸にいる君は、薩摩、鹿児島県にいる恋人の姿も見れるし、声も聴ける時代が来るよ」と言っても誰も信じてくれなかったでしょうほどに。
馬鹿言ってらあ、とか、とんでもない奴だ、と言われても当然かもしれませんが、そんな見方している阿呆がいる、と見逃してください。
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