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コロナ禍に翻弄されたある公立校の一年①

あれから4年。
信じられないくらいタブレットは教室に浸透し、教育環境も変わりました。
あの時全員に配られた10万円、皆さんは何に使いましたか?
とんぼはiPadとApple pencilを買って、あの混乱を記録しようと、初めて漫画を描き始めました。今ではお見せするのははばかられるほどのつたない画力ですが、しばらくお付き合いいただければ幸いです。

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1.学校再開

令和2年2月28日、突然の休校が宣言された。コロナ対策を講じて学校が再開したのは約3か月後、5月末のことであった。
教員の過労死やブラック部活動も話題に上がっていたこの時期、極度の緊張感の中での再開であった。

2.端末が届く

そんな中、国が進めていたGIGAスクール構想に先立ち、学校に全校生徒分の端末が届いた。日々授業と消毒と、そして子どもたちの様相観察に追われ、体制も整ってなかった現場は激しく混乱した。

子どもたちに端末を渡すことを激しく反対する先輩たち
端末を渡さなかった場合こうなる
端末を上手に使えばこんなことができる

3.上からの圧力

かつて見たことがないほどの予算をかけ、教育のICT化に乗り出した本自治体。当然上からの圧力は強く、命を削って働いてあった上層部も多かったことだろう。

結局現場のだれかに負担が回ってくる

4.シタッパーズ達

我々現場で働く係員は当然上からの命令に従わなければならない。クロムブックという見たこともない代物にまずは慣れるしかない。クラスターを気にしながらの授業と学級運営の合間に、子どもたちに協力してもらいながら勉強した。

Windowsでは当たり前のごみ箱がないのだ!
年齢のせいにはしたくないが、勉強しても覚えきれない
画面もよく見えない・・・(のちにスワイプで表示が大きくなることを知る)

5.偉人に学ぶ

現場にICTを取り入れるにあたって苦労された研修部もあるのではなかろうか・・・。

学校は日々成長する子どもたちと向き合わなければならない
今の時期下手すれば「パワハラ」認定されてしまう
とりあえずとっつきやすいところから攻めてみることに
そして焦るとこうなる
管理職もなかなか後押ししてくれない
でも陰でみんな努力してたんだ
一歩一歩わからない言葉と格闘してたんだ



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