ウガンダとメキシコとアリシアキーズと。
ethical wave というラジオ番組が気に入っていて、
落ち着けるときにラジコで聞いている。
この地球も、そこに住んでる人間も、
まだまだ捨てたもんじゃないじゃん。
なんてセリフ、年を重ねてきた証拠だな。
ウガンダで、リッチーエヴリデイという
会社を創業した女性の話に、
洗濯物を干しながら聞き入ってしまった。
正しいとか間違い、なんて言葉もなく、
熱いセリフひとつ使わないで、
淡々と、
自分の感性にただ素直に
言葉を並べていくのは、
今の若い世代の特徴なんだろうか。
シャレっ気のある言葉も入れず、
私みたいに無駄に前のめりなところもなく、
自分からの目線に正直な、
イヤミのないメッセージに、
おばちゃん感動してしまったよ。
元少年兵や、
劣悪な環境で、傷つきながら
働いてきた人たちに対して、
その会社では、尊敬と感謝をもって
働いていてもらっているんだとか。
こういう感じの取り組みは、
フェアトレードとかね、
これまでだってあったことなんだろうけど、
なんていうか、
いい意味でまたちょっと変化してきてる気がする。
で、流れてきた曲も、好きだった。
アリシア・キーズの「アンダードッグ」
https://www.youtube.com/watch?v=izyZLKIWGiA
https://ameblo.jp/baka-boom/entry-12567202184.html
好きになったアーティストは
久しぶり。
グラミー賞常連の有名な人だったのね。
知らなかったー。
ethical waveの先週の回に登場した、
メキシコでファッションブランドを
立ち上げた、という男性の話もよかった。
メキシコで最近まで見られていた
伝統工芸の職人たちが、それでは食べていけず、
すぐに現金が稼げるコンビニで
働き始めていたことや、
その土地の工芸品として売られているものが、
今では違う国で作られ、
素材もすでに土地のものでなく、
安価な別のものになっていたことにショックを受けて、
伝統工芸をハイファッションに取り入れることで、
伝統や人の生活を取り戻すチャレンジをしている
デザイナーの青年のメッセージ。
私にも、
そんなふうな取り組みを
仕事にしている友人がいて、
あらためて誇りに思ったりした。
わたし自身はどうやら、
今回は、日本で生きて、
日本から海外を見ることを選んだみたいだけど、
海外の人や暮らし、自然の話題には、
昔からずっと興味を失うことがない。
この変わった夫と、
たまーに海外も旅するようになって、
途上国と言われる国でも、
先進国と言われる国でも、
可哀そうも羨ましいも、
そういう強い感情を
あんまり持たなくなった。
貧しくてもキラキラした眼をしている子どもたち。
豊かと言われる日本に生まれた私は、
逆にそこに憧れを感じる流れに
共感してたことも少しあったけど、
いやー、
その土地に暮らしている人たちには、
私たちの想像を絶する、
ヘビーな問題や深ーい闇だって事実ある。
夫はどこの土地、国に行っても
なんやかんや整体をする。
この人の整体では、
人の素晴らしさも闇も、
土地の素晴らしさも闇も、
どちらも一気に垣間見せられる。
どこに生きているから、とか、
何に恵まれ、何を持っていないから、
という理由では、
幸不幸をまったく比較できない、
ってことを、
ただただ感じないではいられない。
日本の人も、文化も、
海外の人も、文化も、
そこで起きていることも、
私はなんにも詳しくないけれど、
なんとなくわかりそうでいて、
とうてい理解できそうにない
世界観が広がっているのを感じるのが、おもしろい。
アリシア・キーズ、40歳!
それだけですでに親近感。
どのステージでもほぼノーメイクで
立ち、孤高のシンガーと言われてる、
って、旦那があっという間に
データをチェックしていた。
https://ameblo.jp/baka-boom/entry-12567202184.html
ミーハーな私のために、
ラジコ加入してくれたダンナは、
仕事の合間に、
今日もこの曲で踊りまくっています。
ぁぁ、私はやっぱり前のめりになっちゃう。
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