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期待をはずしていけるように。

うまれて初めてお正月が来たかのように、
今回やっと、
大晦日やお正月をだいぶ認識できた、
 うちの7才男子。

男の子のこういうところが愛しー。

世間の伝統が大事にしてることと、
 わが家のがちょっと違ったりするから、
わかりづらいのは、わかるけど。

どういうのがおめでたいのか、
 さんざん答えてあげたのに、
ガマンできずに、
門松にススキを飾っていました。



でも、子どもの旺盛な好奇心のおかげで、
 門松があっという間に作れて嬉しかったな。

暇してた休日には、
仲良しくん家から誘ってもらって、

竹の切り出し、と、
小刀で竹ひごを作るところから、の、
凧作りに参加して大喜び。

安いのによく飛ぶ市販の凧より、
 少しだけ揚げるのが難しいけど、
気流に乗りさえすれば、
飛んでる姿がとーっても美しかった。

7張りの凧が見事に揚がっているとき、
小さな鳥の群れがドワーっとやってきて、
少し上空から、凧をじっくり
楽しむように近くを周っていきました。



私はといえば。

これまでで一番。
とっても素直な気持ちで
お正月を迎えられた気がします。

一番は年々更新してるな。

もう、好きなメニューだけになった、
 少数家族のおせち卓には、
子どもがひとりでお花を取って来て、
 ひとりでアレンジしてくれて、
感動した父母。



元旦は、
訪れた先で出会った、
地域の人たちに愛されている、
とても雰囲気ある、
気持ちのいい神社にお参りができました。



あちこちからいただいた、
佳いお餅のおかげで、鏡餅も飾れて、
食べるのも楽しめて。

焼き餅は、
宮崎の友人から教わった、
メイプルシロップ+醤油で、
いただくのがもう定番です。

ご近所さんからドーンといただいた、
 軟らかい白菜は、

瀬戸内海のアミの塩漬けと、
家にあったスルメと、シジミと、
九州の一味で、
思いつきのキムチを漬けました。

たぶんうちの夫くらいしか
 興味ないと思うけど、
ニンニク・ニラなしのキムチ。

辛くて旨味の強ーい白菜漬けって感じ。

発酵するほどに、
あっさりでも旨味が出て、
これもとっても美味しいです。

夫のための、ニンニク・ニラ無しキムチ



前回の冬至には、夫も。

「こんなにも穏やかな気分で冬至を
 迎えたのは初めてだなぁ。」としみじみ。

少しだけ足を延ばしたお正月。

私は、それが海外でも、県内でも、
 ぁあー旅って大好きだー、と思う。

それは、自分が住む土地での暮らしが
 いつもたまらなく好きだからだな、
とその度に思う。

海ひとつ、
山ひとつ越えた土地の、自然の気配や
 空気の匂いとか、光の色の
ちょっとした違いとか、

人の雰囲気や、言葉づかい、
人のつながり方、
暮らしの中のデザインに、
ほんのちょっと触れたり、

日本の中でも、ちょっと動けば、
異国のように感じることがよくある。

見ているだけでも楽しいです。

最近よく思うのは。

自分がこの人生でやりたいことって、
本当は、ちゃんとできるように
なってるのかもな、ということ。

だとしたら。

私の場合は、

自分が育った環境とか習慣、
 思いや考え方のクセによって、
自分の想像もつかないような場所に
 埋もれてしまったものを、

ほんの小さなことでも
1つずつ発掘して見つけること。

それが、ドキドキするけど面白い。

それと。

なんでもたくさん明るく元気に、
 よくできるのがすばらしー!みたいな
ポジポジな風潮がまだまだある中で、

(それが自然とできる人はもちろん
 それが素晴らしいと思う)

頑張ってみれば、
結構できてしまうことだったとしても、

本当は自分になにができないのか、
なにが不得意なのか、を、
大切にしてみたり、

なにをしないか、
引き算していくか、を選択して、

あれもこれもだったのを、
ひとつひとつ身軽に、
絡まった糸をほどいていくこと。

そういうことが、
自分がこの世に持ってきたギフトを
よりクリアーにするための、
とっても大事なことでした。

私の場合はね。

それを助けてくれたのが、
私がこれまでに出会ってきた
大事な人たちと、
私の隣にいる、
この超変わった治療家だなぁと思う。

今年はどんなひとめぐりになるでしょうか。

誰かからの、
良かれと思っての言葉、メッセージは、
世間にも、日常にも溢れているし、
わたしもつい放ってしまうこともあるけど、

私の場合は、
ひとりで勝手に、
そういうものに呪われやすいので、
(自分のせいです)

愛だけはちゃんといただいて、

あえて、
人からのものも、
自分からのものも、
柔軟に期待を外せるようでありたいと思います。
変な言い方になっちゃったけど。

だって、もっと沿っていきたいものが
 ある気がする。

わが家はもともとそんな感じなのかな。

航海に出てしまっていたとしても、
目的地を変えたっていいし、
戻ったっていいし、
大事なものを大事にできるように、
いつでも舵を取れるようでいたい、
っていうこと、なんだと思います。

ずっとそんなふうにしていくかどうか
 はぜんぜんわからず、
それが正しいかどうかは、
この人生が終わってみないと
 わからないんだろうけど。

今年も、たくさんの方たちに
 ご迷惑をおかけするだろうし、

たくさんの方にお世話になれたら、
 とても嬉しいです。

良い一年を共に、
 どうぞよろしくお願いします。

7才作★ミライがあなたのことをたのしみにまっている、んだそうですよ💕

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