さや香のコント「ヤクザと整体師」は「余白の美学」だと思う
本格的にさや香のファンになって数ヶ月経つが、「面白さ」を他者に説明するのはなかなか難しい。だが、なぜ面白いのか、どこが面白いのか、語ろうと試みてしまうのがオタクの性というものである。
7月17日、キングオブコント1回戦を観に行ったのだが、4時間近く計70組ほどのネタをぶっ通しで見たことによって、相対的にさや香の面白さが浮き彫りになってくるという不思議な感覚を味わった。(ちなみに4時間も見ることになったのは「再入場できない」からである。出られるけど入れない佐賀県のようなシステ