見出し画像

午前4時

生きていれば不思議な経験をすることってありますよね。

例えば
「あっ!これ夢で見た光景だ!」とか
「最初に会ったときからこの人と結婚すると思った!」とか
「河童にきゅうりせがまれたことある!」とか、え、河童!?

本題にも入ってないのに余談ですが、高速道路走ってて歩いてる人見たことあります。
あれはまじでビビった。
夜だったからついにオバケ見てしまったと思った。
リュック背負ったおじいちゃん、しっかりした足取りで歩いてた。
もちろんすぐ通報した。

だいぶとっちらかってますが〈僕が体験した不思議な出来事〉を書いていきたいと思います。
前半部分のことは謝ります(特に河童のくだり)のでどうか読み進めて頂きたいと思います。

僕は基本、寝たら起きないタイプの人間です。
アラームも起きなきゃいけない時間の2時間前から30分ずつかけてようやく起きれる感じで。アラームに気づかないこともしばしば。

6年前の夏でした。
誰かに起こされた気がして普段なら気づかず爆睡かましてるのに目が覚めました。朝方の4時頃。しかし妻も子供も寝てる。
あれー?と思い、まだ起きるにも早過ぎるからもう一度寝ようと思ったら携帯に着信が。母からです。
早朝ですし嫌な予感はしましたが、その着信は祖父が亡くなったことを知らせるものでした。
その日、仕事帰り(ブラック企業は簡単には休ませてくれない)祖父のもとへ行き、顔を見たときに「今朝、最期に僕に会いに来てくれたんだな」と思ったんです。

頑固で口も悪く短気で酒飲みでクセが強く、今の時代なら間違いなく“老害”扱いされてたであろう人でした。
いつも祖母と喧嘩してた。
病に倒れて半身マヒで寝たきりになり、最後の約10年は病院で過ごして、いつも看護師さんに悪態ついて。
孫の僕と弟がお見舞いに行くと嬉しそうにしてた。
結婚して妻や子供の顔を見せることが出来たのは孝行と言うのは違うかもしれないけど、喜んでくれたのが僕は本当に嬉しかった。

今なにしてるんでしょうね。
祖母もその1年半後に亡くなったので、ふたり一緒にいるのかもしれませんね。いや、いるでしょう。そういうことにしておこう。
なんか見られてるような気もするんでちゃんとしないとダメですね笑
またいつか会えたら怒られちゃう!

という訳で今回は、祖父が旅立つ前に僕を叩き起こしていった(多分)話しでした!
それではまた!




この記事が参加している募集

#スキしてみて

522,734件

最後まで読んでいただきましてありがとうございます!頂いたサポートは今後の活動費や家族で食事など、感謝をしながら利用致します!