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私は自分が大嫌いです。

話は変わりますが...

タイトル通り、私は今も昔も自分が大嫌いです。


親に認めて(褒めて)貰えなかった自分

親に迷惑を掛けてばかりいた自分

狡い自分

直ぐに鬱々としてしまう自分

感情に流されてしまう自分

すぐに怒ってしまう自分

すぐに泣く自分


私の中での自分の認識はこんな感じでした。


両親は共働きでしたが、母親は所謂【教育ママ】で、テストで90点であろうが100点であろうが褒めてもらった記憶がありません。

90点なら「何でこんな所を間違えたの?」、100点でも「こんなテストで100点は当たり前」と言われていました。逆に60点とか点数が悪ければ「だから勉強しなさいって言ったでしょう」と怒られていました。

運動が出来ても、読書感想文で賞を取っても、学校からのお知らせに善行で載ったとしても、それは母親にとって【当たり前】でした。

父親は、夜勤のある仕事をしていて、ほとんど家には居なかったので、母親のストレスは相当だったと思います。

今だったら体罰や虐待と言われてしまう様な事もされました。

なので、自分の身を守る為にも機嫌を母の機嫌を損ねない様に注意しなければなりません。


私には姉がいるのですが、姉に対しても母親は同様でした。姉の方が色々と我慢を強いられていたと思います。

なので、私は姉の姿を見て、姉が怒られた事をしない様に気を付け、時には嘘をついて逃げる事もありました。

早く家を出たいと思いながらも、学生時代には親に心配を掛けるような事ばかりしていました。

(赤点を取ってみたり、学校を休んでみたり...)


ただ、親に認めて欲しかった。自分を見て欲しかった。それに尽きるんだと今なら思います。

そして、親との軋轢がうつ病の一因にもなっていました。


自分自身が出産して子供を育てていると、当時の母親の気持ちが少しだけ分かる時があります。

それでも、産後に疲弊している時に夫の事ばかり褒めている親を目の当たりにした時には、悲しくて仕方がありませんでした。


けれど、最近は両親との距離も程よく付き合うことが出来るようになってきました。

同じ親という立場になって初めて、仕事をしながら子育てをする事の大変さが分かりましたし、逆に私自身が親にされてきた事をこの子にはしたくないと反面教師にする部分もはっきりと見えてきた印象があります。

そして、言いたいこと、傷ついた事、嫌だと感じた事はその場ですぐに親に伝える様にしました。

それが良かったのかは分かりません。

伝えたくても伝えられない時もあります。

けれど、言わないと分からないし、言っても分からなければ、そういう人なんだと思える様になりました。


そうやって、少しずつ自分が溜め込んでいた気持ちを吐き出せる様になってきたので、ほんのすこーしだけ自分を好きになれそうな気配がしています。

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