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『暗号資産 徒然草』 序段        

つれづれなるまゝに、日くらしPCに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。
(徒然草序の段 改)

「ポイ活する🐤FXトレーダー」、とまと部長こと「とまぶ」です。


この「暗号資産 徒然草」は、暗号資産にまつわる四方山話です。🙂


ビットコインの始まり


 2008年にサトシ・ナカモトと名乗る匿名の人物が、インターネット上に発表した論文から、開発がスタートした暗号資産(仮想通貨)です。
 2009年1月に誕生した当初のビットコインは、まだ通貨としての価値が認められず、1BTCの価格は約0円。

そして、2009年10月に「New Liberty Standard」というサイトによって、1BTC=約0.07円という価格が初めて提示されました。
ちなみにこの時の価格は、ビットコインのマイニングにかかる電気代から算出されたそうです。


「Google Trends」にみる関心度


「GoogleTrends」で、次のキーワードを調べてみましょう。
・ビットコイン
・NFT
・Web3
・DAO
・ブロックチェーン
日本で過去5年間で検索された度合いを、
用語に値を与えるために、データを 1 ~ 100 でインデックスします。100 は、選択した時間と場所における最大の検索関心度です。

キーワード検索関心度 by GoogleTrends

ビットコイン

は、2021年5月と8月に関心度100をつけています。

2020年から上昇トレンドが続き、2021年に入って1月に300万円、2月に500万円、3月に600万円を突破し、11月には当時過去最高額となるの1BTC=約770万円を記録しました。

またこの年は、大型アップグレードの「Taproot」が実装されました。
プライバシー機能やスマートコントラクト機能に関わるこのアップグレードにより、ビットコインは安全性と利便性がさらに向上しています。

NFT

とは、Non-Fungible Tokenの略で、主にイーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で構築できる代替不可能なトークンのことです。
NFTの登場は2014年ですが、2021年には大ブレイクしてアート界を始めさまざまな業界に破壊的な変化がもたらされ、NFTのアートシーンは急速な進化を遂げました。
NFT元年とも言うべき2021年の翌年2022年1月に、日本での検索関心度がピーク「30」となっています。

DAO

とは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語では「分散型自律組織」と訳されています。

これはブロックチェーン技術を活用して、中央管理者のいない組織体を形成するもので、従来の組織形態とは異なり、参加者全員が組織の決定に参加することを可能にします。

DAOは、過去5年間コンスタンスに検索関心度「1」をキープしています。

Web3.0

Web1.0では、静的なWebサイトで情報の閲覧する一方通行のInternetの時代でしたが、
Web2.0の時代になると、SNSや動的なWebアプリケーションが登場し、ユーザーがコンテンツを作成し共有することが可能になりました。(Facebook、Twitter、YouTube等)
また、GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft) がユーザーデータを一元管理し、必要なデータを収集するシステムが構築されたInternet時代です。

そして、Web3.0では、分散型アプリケーションやブロックチェーン技術を利用することで、データやアプリケーションが分散して管理されるため、情報漏洩や不正アクセスのリスクが低減される、次世代Internet時代です。

しかし7月19日に世界的なシステムエラーが発生し、まだまだ、今はWeb2.0の時代ということが露見しましたね。

Web3.0
は、図ではわかりにくいのですが、初めて「1」をつけるのが2021年11月です。その後は「1」以上をキープしています。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、一言でいえば情報を記録・管理するための技術です。
ひとまとまりの情報をまとめ、それを次から次へと鎖のようにつないでいく構造を持つことから、ブロックチェーンと呼ばれます。

日本語では「分散型台帳技術」ともいわれます。分散型台帳技術を解説すると、「台帳」はお金のやりとりを記録したもので、「分散」は文字どおりあちこちに分けて保管しておくことを指します。

通常、台帳といえば会計帳簿や賃金台帳、住民基本台帳や登記簿などが挙げられ、これらは企業や地方自治体、国といった特定の組織が管理をしています。
一方で、ブロックチェーンには特定の管理者はおらず、台帳の全部、あるいは一部を、暗号資産を取り扱う参加者全員が共有し、保存・管理しているのです。
これが分散型台帳であり、ブロックチェーンは、誰が、いつ、どのような情報を台帳に書き込んだのかを明確にして共有し、偽造できないような形で保存・管理する技術になります。

ブロックチェーンは、過去5年間「2」または「3」をつけています。


NHKスペシャル「神秘の巨大ネットワーク

人体ネットワークとDAOの類似性


2017年に放送された「NHKスペシャル シリーズ人体 神秘の巨大ネットワーク」のプロローグでは、神経系や内分泌系のようなタテ社会的な情報伝達の仕組みに加え、第3の情報伝達系である臓器・細胞間のネットワークが取り上げられました。
 この新たなネットワークでは、臓器や細胞同士は脳を介さずに互いに会話しながら連携していることがわかってきています。
つまり、臓器間ネットワークはトップダウンでもなければボトムアップでもない、「横のつながり」なのです。
この人体の臓器や細胞間の「横のつながり」とは、まさしく「DAO」ではないですか!!😮

これから、さまざまなIT用語にまつわる私見を投稿させていただきます。

最後まで、お付き合いしていただきありがとうございました🫡

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