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社会人を逃げ出した話〜序〜

はじめまして、トマトライダーです。

軽く自己紹介すると、今年の4月から会社員になってしまった大卒の漢です。

しかし、「生きるのって大変だ!」もっかい、叫ぼう、
「生きるのって大変だ!」

実は、先日上司

「眠れなくて、辛くて、会社辞めたいです」と伝えたのだ。


この日は、自分の得意先が確定し、来週から1人でジャンジャン営業に行くことが確定した日だった。
 
得意先決定会議を聞いていると、不安でどんどん辛くなって生きた心地がしなくなった。

「辞めるなら今じゃないと迷惑をかけるのでは」

と、焦りはじめたのを凄く覚えている。

こっからの行動は自分でも凄いと感じた。先輩方の昼飯の誘いを腹痛を理由に断り、気づいたら上司の前に行き、

トマトライダー:「お話があります」

と言っていた。割と自分でもビックリしていた。
雰囲気を察してくれた上司は、別室に案内してくれた(⇐自分にとってのかなりのファインプレー、マジでありがとうございます上司様🙇‍♂️)

会議室に入るなり、辞めたいと伝えた。
上司はかなり驚いていた。それもそうだ、30分前まで得意先を決める話し合いで 

トマトライダー:「頑張ります!
😁
                      (バイトで培った最強の営業スマイルで)

と言ったばかりだったからだ。

ボクの話を一通り聞き終えた後で、初めに上司様が言って下さった言葉に度肝を抜かれた。というか、惚れた。

上司様:「勇気を出して、伝えてくれてありがとう」

心の中で、「すごい、この人、、」と尊敬してしまった。
泣きそうにもなった。自分が逆の立場なら絶対に言えてないと思う。ボクだったら、「せっかくの新卒カードもったいない!」とか言ってたと思う🙄(どうやったら、人としての質ってあがるんだぁ)

上司様の商談の時間になり、話し合いは、一旦中断した。ボクもその後、逃げるように外回りの仕事に出ていった。

外回りの仕事に出てる最中はとても清々しかった。「やっと言えた、やっと解放される、やっと寝れる」そんな気持ちになった。正直、その後の商談も全く緊張せず、かつてないくらいスムーズに行えた。

オフィスに戻るなり、ご指名を頂いた。そして、

上司様Lv100:  「休職して実家で休みなさい」

トマトライダー心の声:「休職!?また、出勤せなあかんってこと??ワシはもう出社怖いんだがぁ」

結果、とりあえず休職を受け入れることにしました。
まぁ、でも辞める気マンマンだったので、デスクの私物は全てカバンに入れ、捨てれるものは捨て、会社のものは全て置いて帰った。(保険証と社用携帯だけチキって持って帰った☺️)

そんなこんなで、晴れて、社会不適合者になりました!
この日の夜は死ぬほどYouTubeをみて、死ぬほどグッスリ眠れた。入社してからいっちばん眠れた夜だった。  
 
                                                                    以上

                                     社会人を逃げ出した話〜序〜 
    

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