23年大玉トマトの水耕栽培観察日
目的
観葉植物や葉物野菜の要領で大玉トマトを水耕栽培できるのか。
育て方によってどの程度成長に変化があるのか。
実績
トマトに関しては初心者
観葉植物はポトス28品種と多肉植物を栽培中
ポトスは土、水、ハイドロボールでそれぞれ栽培
去年の春夏には小松菜、サニーレタス、春菊の水耕栽培に成功
栽培&実験方法
前提
5月25日から4つの脇芽を使い、水栽培、液肥(微粉ハイポネックス倍率1000倍)栽培、ハイドロボールでの栽培比較を行う
※6月2日から微粉ハイポネックス倍率1000倍→500倍に変更
※水栽培のA,Bにも1週間に一度程度液肥を与える
A 水栽培
B 水栽培(ハイドロボール)
C 液肥栽培 (ハイドロボール)
D 液肥栽培
栽培方法
Aの水は毎日取り換える
B,Cは少なくなり次第水と液肥を追加する(発根するまでは多め、発根後は少な目)
Dは様子を見つつ2,3日ごとに新しい液肥に交換する
ガラス越しに直射日光が当たるようにする
観察経過
8日目(6月1日)-発根-
すべてから発根を確認。
発根具合は
B水栽培(ボール)>C液肥栽培 (ボール)>D液肥栽培>A水栽培
CとDは誤差程度の違い。
発根には肥料はいらないと思っていたが差が出た。
もともとの個体差があるのかもしれないのでこの結果からは何とも言えないが、水栽培であるBが一番元気よく根が出ていたのが驚き。(誤差の範囲だが)
発根が確認できたので明日から液肥の倍率を1000倍→500倍に変更してみる。
9日目(6月2日)-液肥-
一日前には画像では見えないほどの発根だったA水栽培が目に見えてわかるくらい根が成長した。
1日でこのくらい伸びるということはやはり昨日の根の量の差は誤差かもしれない。
AとBは今まで液肥を与えてこなかったが流石に栄養素が何もないときついと思うので1週間に1回程度液肥を与えることにした。
12日目(6月5日)-花、光量-
D液肥栽培から花が咲いていたので受粉作業を行いました。
光量確保
晴れている日は外に出して日光を当てることにしてみた。
去年室内で育てたレタスや春菊(半陰性植物)でさえ徒長してしまっていたので、陽性植物であるトマトは室内だけでは光量不足なのは明らかだったため。
成長ペースが上がることに期待!
21日目(6月14日)-蒸発対策、花が落ちる-
朝容器に水や液肥を足しても夕方にはカラカラになっていてしおれる寸前みたいになることがしばしば。
木が成長してきて葉の量が増え呼吸の量が増えたのと、気温が高くて水分が蒸発しやすくなったことが原因かもしれない。
対策を兼ねて大きな容器に入れ替え
急遽作ったので改良の余地はあるがとりあえず蒸発問題は解消。
もう一つの問題は花が落ちてしまうこと。
今のところ実は一つのみで後は全部花が落ちてしまった。
受粉が上手くいかなかったのか?
トマトトーンを使えばよかったのかなと思いつつもとりあえず今年はこのまま様子見。
実が出来るように神頼み。
26日目(6月14日) -Dの根を増やすべく容器を改良-
A水栽培
B水栽培(ボール)
A水栽培、B水栽培(ボール)
C液肥栽培 (ボール)
D液肥栽培
根を増やすために容器を改良
C液肥栽培 (ボール)、D液肥栽培
32日目(6月25日) -根の大きさが植物の大きさ-
根の量と植物の大きさは比例してるような成長具合
A水栽培、B水栽培(ボール)
A水栽培
C液肥栽培 (ボール)
D液肥栽培
35日目(6月28日) -簡易雨よけと吊り下げ誘引-
木が大きくなってきて自立しないようになってきたので誘引
ついでに簡易の雨よけを設置
今まで雨の日はわざわざ移動させていたのでこれからは天気を心配することがなくなる。
ただ簡易なので土砂降りだと容器の中に雨水が入ってきてしまう可能性大
試行錯誤してやっているのでダメなようだったら改良していく
43日目(7月6日) -虫食い-
A水栽培
B水栽培(ボール)
C液肥栽培 (ボール)
D液肥栽培
虫食い
虫食いは農薬を使っていないのでしょうがない
全部食べられないことを祈るしかない
観察し次第更新します。
最低でも2週間に1回は更新予定
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