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【失恋博物館】愛の物語の終わりには人生が詰まっていた ★368日目 240823

世界一周368日目☀️ザグレブ

さて、今日はこの旅では楽しみにしていた特定の場所の一つ

失恋博物館

へと行ってきました😆
知る人ぞ知る失恋博物館。

過ぎ去った過去の思い出を寄贈して公開することで、次へと進むことの手助けをしてくれる。
世界中の失恋および別れに関する品を展示している世にも珍しい博物館なのですよ。

失恋および別れには、大きな感情の触れ幅がある。
その品にも感情と同等のストーリー…名残…があるはず…

失恋および別れは、悲しいものかもしれないけれど、
人生の絶頂期と絶底期がそこには詰まっている。

と、思っているから気になっていたのです☺️

失恋博物館

入場料金は、7ユーロ/人
営業時間は、9時から22時(最終入場20時30分)

小さな博物館だけれど、
予想以上にお客さんが集まっていてびっくり。

日本語の無料ガイドブックを受付で借りて、
いよいよ展示室へ!

外観


失恋博物館とは

失恋博物館は“愛の物語の終わり”そして、その物語の"遺品”をコンセプトに、 巡回展として成長してきました。
当館では、辛い過去を思い出させる愛の遺品を"展示品”として寄贈していただ き、心に出来た傷が一日も早く癒えるようにお手伝いさせていただきます。

誰かに見てもらいたい、傷ついた心の治療のため、単なる好奇心・・・ 思い出の品 を寄付してくださるきっかけは十人十色。 ですが、ひとつの愛の終わりを物語る 思い出の品を公共の場に展示するという当館のアイディアを、 "切実な恋の締め くくりの儀式”としてみなさまに受け止めていただいています。

結婚式 お葬式、 そして卒業式など、 様々な儀式が行われる私たちの社会。 なのに、私たちの心に及ぼす影響がこれほど大きいのにも関わらず 「失恋 (ある ひとつの関係の終わり)」は公に認められることのない出来事なのです。

ガイドブックより

【写真】失恋博物館

展示物は、世界中から届けられた別れの品。
そのストーリーが添えられている。

ピザとの別れ(笑)ユニークなのもある


【感想】失恋博物館

いやー、、、これは好きだった。
個人的には、大英博物館よりも好きかもしれん。

一つ一つの展示物には、価値がないけれど、
それに付随する美しき、悲しきストーリーに所有者(寄贈者)の絶頂期と絶底期と思い出が溢れだしてる。


恋人との失恋だけではなく、
紛争・戦争による別れ、
交通事故による別れ、
死別による別れ、
アレルギーによる別れ、

様々なストーリーを通して、
その人の人生のハイライトを見させてもらっている気になった。

良いときも悪いときも
それらが一人一人の人生を象徴しているかように感じて、人として大切なものを見させてもらいました。


まるで本のような失恋博物館。
いや、知らない人の最高と最悪が詰まっているヒューマンライブラリーといいましょうか📙


僕は、好きだったなぁ。

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