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1000年前のミニマリスト「鴨長明」

ChatGPTでもっと色々遊べないかな?もっとこう色々使いたいなって気持ちがあって、"堀江貴文のChatGPT大全"を読んでみました。

字もかなり大きくて、「ふむふむ、なるほど」と思いながらさらっと読み切ってしまいました。

その中で僕が思ったこと。

プロンプト(AIへの指示文)が難しいのであれば、それすらもAIに考えてもらってそのプロンプトを他のAIで使ってしまえばいいんだってことです。

そこで何かないかなーって思って最近本を読んだりして色々メモをとったノートをパラパラめくっていると、「方丈記」って単語が書かれてありました。

僕も「なんで方丈記なんてメモをしたんだろう?」って思いながら、「そもそも方丈記ってなんだっけ?」ってところからChatGPTさんに聞いてみました。

方丈記を詳しく、若者風言葉で教えて

普通に聞いても面白くないと思ったので、「方丈記を詳しく、若者風言葉で教えて」と聞いてみました。

すると、

『方丈記』っていうのは、まるで古代版のブログみたいなもので、鴨長明(かものちょうめい)っていう平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて生きたおじさんが、自分の人生で見てきたり感じたりした「この世はなんてはかないんだろう」という話をまとめたものだよ。方丈っていうのは、4.5畳ほどの小さな庵のことで、このおじさんが世捨て人になって住んでいた場所の大きさを表しているんだけど、それがタイトルになってるってわけ。

この作品の中では、「人生なんて、一瞬で変わるし、どんなに頑張っても結局は消えてなくなるものばかり。だから、物質的なものに執着するんじゃなくて、もっと心の平和を大事にしようぜ」というメッセージが込められてるんだ。でも、それをただ暗く言ってるわけじゃなくて、自然の美しさとか、人生の小さな幸せを見つける楽しさとかも伝えていて、まあ、結構ポジティブなバイブスも感じられる作品なんだよね。

鴨長明自身が経験した地震や飢饉、火災といった災害を通して、「世の中なんて予測不可能で、いつ何が起こるかわからないけど、それでもなんとか生きていくしかないんだ」というリアルな感じを若者にもわかりやすい言葉で書いているわけ。

要するに、『方丈記』っていうのは、今で言うところのミニマリズムや心の充実を求めるライフスタイルを、1000年も前に既に提唱してたようなもの。物質的なものに囚われず、今を生きることの大切さ、自然との調和を見つける喜びに目を向けようっていう、今の時代にも超結びつく考え方を伝えてるんだ。バズる要素満載で、インスタ映えしそうな自然の写真とかと一緒に、そのメッセージをシェアするといいかもしれないね。

ChatGPT4より

なんかこうやってみると鴨長明って1000年前のミニマリストだったんだって思うととても方丈記に親しみが湧くし、鴨長明にも親しみが湧いてきました。

1000年前からそんな考え方をした人がいたとは本当に驚きです。

高校生の頃に、古文の勉強でなんでこんなことをやらないとって思いながら勉強していましたが、こうやって今風に言うとミニマリストみたいなやつなんだって言われれば、もっと面白く勉強できた気がします。

なんかこうやってみると楽しいですね。

方丈記の風景描写もサクッと作ってもらった

自然の移り変わりなど書いていたので、風景描写も絵で見てみたいと思ってChatGPTにプロンプトを書いてもらって、画像作成AIのDALL-Eにそのプロンプトを入れてみました。

ChatGPTへの指示


▶️私の指示
鴨長明の方丈記に出てくる風景描写をDALL-Eで作成したいので、その描写を作成しやすいプロンプトに変換したものを5つ出して

▶️ChatGPT
『方丈記』には、鴨長明が見た美しい自然の風景や季節の移り変わりを描写した部分がたくさんあります。これらをDALL-Eで再現するためのプロンプトを考えてみました。

  1. 春の桜が満開の山里の風景

    • 描写: 春の暖かな日差しの中で、満開の桜が山里をピンク色に染め上げる風景。遠くに小さな村が見え、近くには清らかな川が流れている。

  2. 秋の紅葉が美しい古寺の庭園

    • 描写: 秋深し、色とりどりの紅葉が古寺の庭園を彩る風景。背景には古い木造の寺院があり、地面は落ち葉で覆われている。

  3. 夏の夕暮れ時、穏やかな川辺の風景

    • 描写: 夏の夕暮れ、金色に輝く太陽がゆっくりと沈む中、穏やかな川辺の風景。川面には夕日が映り、周囲は静かで平和な雰囲気に包まれている。

  4. 冬の雪に覆われた小さな庵の風景

    • 描写: 冬の静寂の中、雪に覆われた小さな庵の風景。庵の周囲は深い雪に覆われ、時々、雪の重みで枝が下がる音が聞こえる。

  5. 夜明け前の山間部の霧がかかった風景

    • 描写: まだ夜が明けきらない早朝、山間部に広がる霧がかかった神秘的な風景。遠くに見える山々のシルエットと、ゆっくりと霧が晴れていく様子が描かれている。

これらのプロンプトをもとに、『方丈記』に出てくる美しい日本の自然の風景をDALL-Eで再現してみるのはどうでしょうか。


DALL-Eへの指示

このプロンプトをそのままDALL-E入れて画像を作成してもらいました。

1.春の桜が満開の山里の風景

by DALL-E

2.秋の紅葉が美しい古寺の庭園


by DALL-E

3.夏の夕暮れ時、穏やかな川辺の風景


by DALL-E

4.冬の雪に覆われた小さな庵の風景


by DALL-E

5.夜明け前の山間部の霧がかかった風景


by DALL-E

1000前のミニマリストを少し見れた気がする

こうやって、古典と言われるものとAIを組み合わせてみると本当に当時どんな感じだったかを想像しやすくなるし、より身近に感じることができるから親しみやすくなりました。

特に方丈記などの面白おかしく話せる人ってなかなかいないので、こういう使い方もありだなって改めて思いました。

本を読んでみても思ったのですが、もう創意工夫が無限というか自由な感じで自分でやりながらかなり楽しくなってきました。

もっといろんな使い方がないかをどんどん試していきたいですね。

もちろん今回ざっくりとみた方丈記についての話から、学んだこともあります。
それは小さな幸せを感じること。

風景描写を作りながらわかったんですが、この一つ一つの景色を見ることができることすらにも幸せを感じていたのではないかって僕は思いました。

どこかで全文(現代語訳したもの)を読んでみたいです。

以上、今日はここまです。

読んでいただいた方はありがとうござます。

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