【朝読書】"いつか上がる"ではなく"いつ上がるか"を考える #株式投資
今日は、"勝つ投資 負けない投資"を読みました。
株を買った後の一番悪いパターン
株式投資を売買するときで一番難しいのはどのタイミングだと思いますか?
それは、「売る時」です。
僕も何度か経験していますが、買った株が値下がりし続けて塩漬け状態になっている時、
「もっと株価が上がるのではないか?」
「でもこれ以上株価が下がると買った金額から半値以上になってしまう」
「今売らないとまずいことになるけど、損失は低く抑えたい」
などと思います。
逆に買った株が値上がりした場合でも
「今の株価以上にもっと株価が上がるのではないか?」
「もう少し待てばもっと利益を得ることができる」
「でも今の株価が天井だったらどうしよう」
など色々思ってしまいます。
こうして、色々悩んでいる状態でも利益が出ているのであれば、まだ良いかもしれませんが、この著者がいう一番悪いパターンは、「上がりもせず下がりもせず、ただ時間だけが経過していってしまうこと」だと言っています。
確かに、損切りの判断ができるのであれば、その金額で次の投資先を探すことができますし、そこで損した額を取り戻したりできます。
相場自体は次々と動いていくわけなので、そこに固執すると他の投資機会を見逃してしまうことになります。
僕は、上がったり下がったりしたけど、あまり変わっていないままにした時期もありましたが、いよいよ損切りしなくてはと思い、損切りして次の投資をした経験もあります。
その時ってその株に資金が拘束されている以外に、自分もその株に心が拘束されてしまっていました。
この一番悪いと著者がいうパターンは避けたいですね。
"いつ上がるか"を想定して投資する
長期投資っていうと聞こえはいいですが、結局安く買って高く売ることができなければ意味がありません。
ほったらかしも良いかもしれませんが、それが「いつ頃株価が上がるか?」を想定していなければ、この本のタイトルのように勝つ投資になりません。
僕もこの本を読むまでは「いつ上がるか?」でなく「これくらいの株価になったら売る」「〇〇%の利益が出たら売る」という感じで想定して買っていました。
しかし、この「いつ上がるか?」ということについてはあまり意識してきませんでした。
でもこの を意識することのメリットとしては、
必ず、どういうストーリーになるかを考える
今から買う株はどこまで利益を上げて、株価を上げることができるかを考える
上がるシュミレーションができる
自分の想定したものと違った場合には売る判断がしやすい
などのメリットがあると僕は思いました。
これは僕もすぐに取り入れました。
常に疑う
色々調べた結果、あるA企業に投資すると決めて、株を買ったとします。
利益が出れば良いのですが、その利益以上にもっと利益を出すことができる企業がないかを常に探すことです。
また、買った株価が大きく下落した場合にはなぜ下落したのか?の背景を探ることが大切だと著者は言っています。
つまり、現状に満足せずに貪欲にもっと利益を出せる場所を探すということです。
この常に疑うことのメリットは、「塩漬け」のリスクをなるべく回避できることです。
どうしても長期で考えると株価が下落することもあります。
そこに疑う意識さえあれば、その下落が「一時的な利益確定で売られているのか」「長期的な流れ下落しているのか」「企業のビジネスとして不安から売られているのか」を考えるきっかけになります。
僕自身も調べまくった企業の株にこだわってしまう傾向があるので、この疑う意識は忘れないようにしていきたいです。
今日はここまでにします。
以上、読んで頂いた方はありがとうございます。
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