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【朝読書】「空気」切り裂く必殺技2

いよいよ、鈴木博毅さんが著者である"「超」入門空気の研究"がクライマックスに来ました。

空気の研究

今日は、今まで紹介して来た日本に蔓延する「空気」にどうやって対処していくのかの必殺技について紹介し、私なりの意見や感想を話していきます。

前回の記事で紹介しました続編となります。

「空気の」振り返り

まずは、「空気」について簡単に振り返ります。

「空気」とは

"ある種の前提"

のことです。

「前提」とは、

"はみ出すことを一切許されないもの"

です。

この前提に従わない者は、必ず叩いて排除するというもので、

イコール「同調圧力」のことでもあります。

みなさんもこういった空気を感じたことがあるのではないでしょうか。

特に日本にはこの「空気」が蔓延しており、同調圧力がかなりすごいです。

私も何度も経験しました。

必殺技3:「空気」断ち切る思考の自由

一度、「空気」に支配されてしまうと思考の自由があるようで、「空気」に縛られてしまっているため、自由がありません。

また、人は過去の経験や知識、人間関係によっても思考の自由を奪われてしまいます。

例えば、知っている道を車で通る際に、

「この道は以前も通って、渋滞がなかったから大丈夫」

など考えてしまうようなことです。

こんな時に限って、実際に行くと渋滞していたりするものです。

では、どのようにした良いのでしょうか。

・前提や通常性から離れた思考と行動

・しがらみのない第三者の視点で考える

この2点が必要になります。

※「通常性」=現実を視点に考えること
例えば、「世の中そんなものだろう」などということです。

先ほどの知っている道が渋滞している話の例で考えてみると

>「前提や通常性から離れた思考と行動」の場合、

「全く遠回りになる道を行ってみよう」

などと考えるようなことだと思います。

>「しがらみのない第三者の視点で考える」の場合、

「全くこの土地感がない人が地図から見て渋滞しない道を選ぶならどこを選択するだろう」

などと考えることだと思います。

必殺技4:流れに対抗する根本主義(ファンダメンタリズム)

こちらは、排除できない前提が出てきた場合に有効な方法だと本には書かれています。

その方法とは、

・ゆずれない原点を再確認する

・大切な原点を基に思考と行動する

以上の2点です。

つまり、自分が大切にしている価値観を基に考えるということです。

普段、生活していて違和感を感じることがありますよね。

例えば、ゴミが散らかっている場所なのに、通り行く人は全くゴミを拾わない状況があるとします。

これも一種の「空気」が作られている状況です。

その時に、落ちているゴミは必ず拾って捨てるという思考を持っているのであれば、ゴミを拾うという行動をすることです。

有名な話が現在メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手が「福を拾う」という考えを基に常にゴミが落ちていたら拾っているという話が有名です。

このように自分の信念や思考を基に行動するとどんな「空気」ができていたとしても「空気」に対抗することができます。

私もどんなに忙しくても自分と約束したことは毎日必ずやると決めています。

早起きする場合でも、家族が誰も早起きしない「空気」でも自分は早起きすると決めたので、早起きする

などです。(笑)

大谷翔平選手と比べれば、小さいことですが、このように小さなことでも「空気」に対抗することで来ます。

みなさんの中でも大切にしている価値観や思考があるのではないでしょうか。

どんな小さなことでも試してみてください。

以上、"「超」入門空気の研究"の本を読んだまとめと感想でした。

明日からはまた別の本の読んだまとめや感想を発信していきます。

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