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全集中の呼吸は鬼殺隊士だけでなく、現代を生きる人にも必要な理由

今回は「鬼滅の刃で重要な『呼吸』は、現代のビジネスパーソンにとって今に集中するために必要」という内容になります。

現代において、なぜ「今に集中する」必要があるのか?その理由は、今の時代を生きる人が不安や悩みを感じやすいからです。

2020年は時代が大きく変化し、個人の働き方も大きく変化しました。「今の働き方のままでいいのだろうか?」「将来はどうやって生活していくのか?など考える機会が増えましたよね。

考えることは大事ですが、不安や悩みばかりになってしまうと、目の前のことに集中することができません。目の前のことに集中できないと仕事のパフォーマンスが下がるだけでなく、ひどくなるとうつ症状などの病気になってしまう危険性も。なので、現代を生きる人は、今に集中するための方法を身に付ける必要があります。

それが「呼吸」です。

鬼滅の刃における呼吸とは

鬼滅の刃における「呼吸」は、悪役を倒すための鬼殺隊士にとって欠かせないものです。「全集中の呼吸」ができるようになると、鬼殺隊士になるための最終選別に行くことが許可されます。柱(鬼殺隊において最高位)になるためには、睡眠中を含む二十四時間つねに全集中の呼吸を維持し続ける技術「全集中常中」を身に付ける必要があります。

※全集中の呼吸についての詳細はこちら

なぜここまで「呼吸」が鬼殺隊士にとって重要なのか?

その理由は、人が集中したり、意識を落ち着かせるためには「呼吸」をコントロールする必要があるからです。代表的なのは「深呼吸」。 実際にやってみると分かるのですが、鼻から息を吸うと、鼻の中に冷たい空気が通るのを感じることができます。口から吐くと、身体の中から暖かい空気が出るのをを感じることができます。

普段の生活で呼吸に意識を向けることないので、1度やってみましょう!
鼻から息を吸って、、、、口から吐いて下さい。

どうでしたか?
息をしている時は他のことを考えずに「鼻に入る息」「口から吐く息」に集中して、それ以外のことは考えなかったですよね。これこそが、「今に集中する」ことにつながります。

このように意識を「今」に当てることをを「マインドフルネス」と呼びます。

マインドフルネス

マインドフルネスとは、
「瞬間、瞬間、今という時間に気づくこと。好奇心や親切な心、思いやりの気持ちに満ちているもの
引用:グーグルのマインドフルネス革命

マインドフルネスは、Googleが社員研修に取り入れたことで有名です。

またスティーブ・ジョブズは、学生時代より東洋思想に触れており、瞑想を生活に取り入れていたそうです。 Apple watchに搭載されている「呼吸」は、「マインドフルネス」の重要性を表す機能の一つと言えます。

Google、スティーブ・ジョブズの他にもTwitter、NIKEなど世界を代表する企業が「マインドフルネス」を取り入れています。このような成功した企業がなぜ今に集中する「マインドフルネス」を取り入れる必要があるのでしょうか?

それはビジネスパーソンが感じる強いストレスが原因です。最先端の企業では「今までにないアイデアを生み出すための創造力」が求められます。知的生産を行う中、大きなプレッシャーやハードワークから生まれる悩みが尽きることはありません。

この尽きることのない悩みと向き合っていくためにも「マインドフルネス」が必要になります。

では具体的に何をすればいいのか?

悩みを解決するためには、反応せずに理解をする。

と、僧侶・著述家の草薙龍瞬さんの著書「反応しない練習」に解決方法がありました。

「反応せずに理解をする」とはどのようなことなのか?本の中にはたくさんの方法が書いてあるのですが、今回は2つに絞って紹介します。

①ココロの状態を言葉で確認する
②カラダの感覚を意識する

①ココロの状態を言葉で確認する

違和感を感じた時/落ち込んだ時に「なんかイヤな感じ」とか「あーーー」のような状態ではなく、客観的に言葉で表す方法です。

「この違和感は、上司からの指示に納得していないのに返事をしたからだな。」
「落ち込んでいるのは、自分の準備不足を後悔しているからだな。」

と、感じていることを言葉にします。自分がどういう感情を抱えているのか、なぜそのような感情が生まれてきているのかを客観的に眺めることで悩みは解消していきます。

例えば、恋人と分かれて落ち込んでいる時、友達に話を聞いてもらってスッキリした経験。会社で上司に怒られてしまった時、先輩にグチを聞いてもらっていつのまにか気分が晴れたこともありますよね。

人はモヤモヤしたり、言葉にできない状態では何に悩んでいるのか落ち込んでいるのか理解することができません。なので、今の感情を言葉にすることで気持ちを落ち着かせます。

私が定期的に行っている方法を1つ紹介します。エクスプレッシブ・ライティングという方法で、紙とペンと用意して8〜20分「思ったことを紙に書く」という簡単なものです。心の中で整理し切れないほど頭の中がゴチャゴチャになってしまった時は、頭の中だけではなく「紙に書く」のがオススメです。

②カラダの感覚を意識する

マインドフルネスの状態を強化するためには「瞑想」がもっとも効果的です。しかし、いきなり瞑想…と少しハードルが高いと感じる方もいるので、瞑想の中でも非常に大事な要素である「呼吸」にフォーカスします。

呼吸にフォーカスする理由は、意識を「感情」から「感覚」に向けさせるためです。

悩みはいつも「心の内側」に生じます。だから、悩みを抜けるには、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向けることがベストな方法なのです。
引用:反応しない練習

難しく考えることなく「深呼吸」だけでOK。

ここまでを整理すると、

①悩みや不安の感情が出てきたら、言葉にする
②その後に深呼吸する。

この2つだけで劇的にストレスが軽減するので、普段の生活に取り入れて見てください。

まとめ

・不安や悩みを抱えやすい時代、今に集中するのが難しい
・仕事の成果を上げる/ストレスを軽減するには、今に集中することが大事
・今に集中することを「マインドフルネス」という
・マインドフルネスの状態を作り出すためには、①言葉にする②呼吸に意識

私自身も瞑想を習慣化するようになり、変化を感じています。
朝の時間帯を活用して瞑想したいという方がいましたら、ぜひ一緒にやりましょ!個別にDM下さい〜。


習慣化についてもっと詳しく知りたいという方はこちらのnoteをご覧下さい。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。










新しい本を買ってまたnote書きます!