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Q 6. 誕生日を祝ってはいけないのですか?

A.
エホバの証人は誕生日を祝うことを禁じています。
その理由は2つあります。


聖書に出てくる2つの誕生日の記述は、いずれも悪い人物で殺人と関連があるからです。
一つ目はエジプトのファラオ(創世記40章20-22節)であり、二つ目はヘロデ王がバプテスマのヨハネの首をはねたこと(マタイ14章6-12節)に関するものです。


もう一つの理由は、誕生日はその人(個人)を崇めることになるので祝うことはふさわしくないとするのです。

これら二つの理由は、本当に誕生日を祝ってはいけないことを示しているのでしょうか?
いいえ、決してそのように理解することは間違っています。

彼らの主張に反論いたしましょう。

①に対する反論
・この2つの誕生日記述は、いずれも事実を記しているだけで祝ってはいけないとは一言も述べられていません。
・また誕生日に関する記述は、この2つだけではありません。
ヨブ記1章4節には「自分の日」という表現が出てきます。
ヨブの家族はそれぞれの誕生日に家を行き来して共に祝いの会、つまり誕生日会を行なっていました。
ヨブは神に忠実なしもべでした。
またヨブ記3章1-3節にも「自分の生まれた日」という表現が出てきています。
ヨブの家族が誕生日を祝ったことは間違いありません。
・またエホバの証人は祝いませんが、イエス・キリストがこの世に誕生した時の記述は、いずれもその誕生を祝っています。
有名な東方の博士たち、天のみ使いたち、そして羊飼いたちです。
救い主の誕生を心から喜び祝ったのです。

②に対する反論
・誕生日を祝うことは決して個人を崇め、称えることではありません。
崇めるとか称えるということは拝むことや崇拝することです。
エホバの証人は誕生日を祝うことと拝むことを混同してしまっています。
・誕生日は神様から命が与えられて誕生したのですから、むしろそのことを心から神に感謝して喜んで祝うべなのです。

【結 論】
聖書には、「誕生日を祝う」ことを禁じる記述はありません。
むしろ、神様からの尊い命が与えられたことを心から感謝する日としなければなりません。
その本人と共に祝う者たちも神様に感謝して、誕生日を迎える者に神様の守りと導きと祝福があるように祈るべきではないでしょうか!
また聖書には特別な日を祝ってはいけないという記述は一切ないことも付け加えておきます。

エホバの証人の方々、間違いに気付かれますよう心よりお祈りしています!!

最後までお読みいただき感謝いたします。

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