怪談もどき ネコカタツムリさんの摩訶不思議を読んで思い出しました 実話です

昔、犬を飼っていました

金曜の夜の九時過ぎに犬を連れて散歩に出掛けました

外灯もなく月明かりだけの道を歩いていました

右手は川、そして左は田んぼ

季節は初秋だったと記憶しています

痩せこけたお爺さんが

道の脇の田んぼの端っこに座っておにぎりを食べていました

一メートルほどに近づいて気づきました

ものすごく驚きましたが

何もリアクションはとれませんでした

私と犬は何事も無かったようにその場を通り過ぎました

人を見るとよく吼える犬だったのですが

犬もノーリアクションでした

帰りは違う明るい道を通って帰りました

あの時の痩せこけたお爺さんが何だったのか

今でも分かりません

ネコカタツムリさんのノートです。

摩訶不思議|nekokatatsumuri|note(ノート)https://note.mu/nekokatatsumuri/n/n3f6893ea001d


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