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「かまってちゃん」はスルーが最善策
典型的レベル
このレベルの「かまってちゃん」は、イメージ通りの「かまってちゃん」的な性質を持っています。
「典型的レベル」の人は、SNSなどに「困ったよー」とか、「まいったなぁー」「助けてー」という救いを求めるような投稿をよくします。
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そうすることで、「どうしたの?」「心配してるよ」「大丈夫?」というような返事を期待しているのです。
このレベルであれば人によってはまだ可愛げがありますので、軽く相手をするか、最初から「時間の無駄かも」と感じるのならスルーをしておけば問題ないでしょう。
自己憐憫(じこれんびん)レベル
自己憐憫とは、「私ってなんて可哀想」と自分自身をあわれむ感情を言います。
自己憐憫レベルの人の多くは、自分を何かの被害者だと思い、そのストーリーに酔ってしまうこともあります。
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男性ならピーターパン症候群、女性ならシンデレラ症候群とも言われています。
「自己憐憫レベル」の人は、それにハマってしまうと、あらゆる事をネガティブに考えていき、どんどん不幸になろうとします。
なにせ、可哀想でなくてはならない悲劇の主人公は自分自身ですから、自己憐憫にハマるには自分がネガティブになり続ける必要があるのです。
「自己憐憫レベル」の場合、ハマり度によっては取り扱い注意な存在となります。
何度でもやり取りを繰り返すことのできる忍耐力と人生観、コーチングスキルに自信がない場合は、相手も救えず自分も報われない終わり方をする可能性が高いので、深く考えずに声を掛けるべきではないでしょう。
エクストリーム・ロー・エフィカシーレベル
ローエフィカシーとは、「低い自己評価」を意味しています。このレベルまでくると、もはや素人が相手にできる存在ではありません。
「エクストリーム・ロー・エフィカシーレベル」は「自己憐憫レベル」のさらに上をいきますので、やり取りを間違えると、冗談ではすまされない噓や自傷行為などによって、身も心もダークサイドに引きずり下ろされてしまいます。
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このレベルの人は、かなりエンパシー(共感力)も低いので、当人は相手に対して心苦しさを感じてはいるものの、自分の行動によって相手がどう思うかなどがあまり理解できません。
もちろん要求はどんどんエスカレートしていくので、傍から見れば地獄絵図と化していくのです。
最悪の場合は命の危険も伴いますので、その道のプロですら安易に手出しはしない方がいいでしょう。
なぜ「かまってちゃん」が存在するのか?
キーワードは「自己承認欲求」の強さです。
自己承認欲求とは、自分自身を認めたいという欲求を意味します。人は誰でも「誰かに認めてもらいたい」という欲求がありますが、自己承認欲求を持っている人は、認めてもらいたい相手が「自分自身」ということなのです。
どのレベルであれ「かまってちゃん」は、自己承認欲求が異常に強いことがその原因になります。
コンプレックスや情緒不安定などによって、「自信がない=エフィカシーが低い人」は、その状態を他者に認識してもらいたいがため、重度になるほど手段を選ばずに周囲の人を巻き込もうとするのです
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上記の「かまってちゃん」たちは、パーソナリティ障害の一種であるナルシシズム(自己愛)と区別する必要があります。
ナルシシズム(自己愛)は、過剰な自信、過大評価された自己に対する全能感などがあるため、「かまってちゃん」とは逆に、謎に高いエフィカシーを持っています。
「かまってちゃん」を救うには…
原因が自信の低さ(ローエフィカシー)ということがわかっていますので、エフィカシーを高めるように生活をしていけば、自然と自己承認欲求が弱まっていきます。
ただし、本人に自覚と改善する意欲がない限り、自己承認欲求は弱まりません。
再度お伝えしますが、レベルの違いはどうであれ、「かまってちゃん」は中途半端に相手をすると大火傷を負う危険な存在なので、スルーをすることが最善策となります。
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