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現実はそう甘くはなかった

「私学の求人って、どうなんだろう?」

ふと、興味がわいて、私学求人の合同説明会に足を運んでみた。

まぁ、たしかに、今の現状に満足してるわけじゃないからっていうのもある。
(贅沢な!とお叱りを受けるのを承知で述べる)

自分の価値っていうものも分かっちゃいないし、実績もない。
でも、知らない世界を見てみるのもいいだろう、こういうのもご縁なんだろうし、ということで、会場に行ってきた。

少なっ!

事前に参加校と募集科目がホームページに告知されていたので、チェックすることにした。

が、しかし、ここで現実を知る。

家庭科の募集、少なっ!!!!!

いやーもう少しあるかと思ったら、マジメに少ない。
あっても非常勤講師とかが多い。
ここで、今の自分の身分は恵まれているのではないかと、薄々思い始めた。

いや、でも、家庭科やりたいし!
もう少し自由に教育やりたいし!

そんな思いがこの時までは優っていた。

(・ω・)/おさらいだよ〜⭐️
【私の現状と不満ポイント】
・家庭科で正規採用されたものの、家庭科を持たせてもらっていない
・ICTツールを文房具として活用したいができない
・探究活動をやりたいが、そもそもやってない
・コマ数多すぎて死にそう。体力持たない。

ブース巡りのアレコレ

まずは家庭科の募集があるところを攻める。
最初の学校はCという学校だった。
自律を求める学校で、生徒中心の教育という話に惹かれた勢いで面接に臨んだ。

簡単に面接を…ということで受けた面談だったが、これまた気の利いたことも言えず、あえなく玉砕。
中途になるわけなので、何をしたいのか、どうなりたいのかを理解できていないことに気づく。

この段階で「いや、今気づく?遅っ!」と思ったそこのあなた、大正解です。
そんなことすら気づいてない筆者でした。

次の学校はYという高校。
当たり障りなく個別相談に乗ってくださったのですが、隣でやっていた面接に誘導されることなく終了。
ここは脈がなさそうである。まぁ仕方ない。

次の学校はKという高校。
説明会というよりは、いきなり面談へ。
ここで、今日の結論ともいうべき話を人事担当の方からされたわけである。

今のところにいた方がいいよ

履歴書を出して、ざっと目を通した担当者さん。
苦笑いでこう言った。

「正規ですよね?今のところにいた方が絶対いいですよ!」

というのも、家庭科自体は募集が限りなく少なく、ここの学校でも時間数が少ないため、新卒ではない中途採用の募集を予定してないとのこと。
おそらく他校さんもそういうところが多いのではないか、とのことであった。

デ、デスヨネーーー。゚(゚´Д`゚)゚。ーーー

ここで、一縷の望みが脆くも砕かれたわけである。

とりあえず、ステイで。

他にも面白そうな学校があったが、居住地ベースで考えると転居の必要があったりと、なかなか受けられないため、終了。

なかなか現実は厳しい、というのが今日の感想である。

今のところではやりたいこともできないかもしれないけれど、虎視眈々とチャンスを狙いつつ、自分磨きをしていけばいつかはやりたいことが出来るのではないか、と思うようになった。

もう一つの免許を使えば、さらに可能性は広がるんだろうけど、それがやりたいことなのかって言われるとそういうわけでもなく。

まぁ、もう少し我慢してみようと思いましたとさ。おしまい。