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(詩)桜舞う下で

桜の花びらが
風の勢いに負けて
落ちてく
地面に落ちている姿に
淋しさを感じた
俯いたままでいる僕に
「ほらー」と
君の弾む声がする
ぱっと顔を上げると
桜がパラパラと散る中で
両手を上げて
微笑む君がいた
まるで
君が舞い散らしてる様に
一瞬で心を
パッと温かくした
気づいたら
僕も微笑んでいた
春はまだ
始まったばかりだね



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