リスク管理について
たまにはガチな仕事のことを。
現在はPMO支援っぽいことをやっていますが、その中でクライアントのPJ管理資料の1つである「リスク管理表」の見直し作業に取り掛かっています。
現在のクライアントのリスク管理表は、定性的リスク分析によるリスク評価(低~高の3段階)まで行っているものの、その評価結果を用いている箇所が全くない状態です。
折角分析してるのに、全く意味がない…
提案として、「戦略「受容」はリスク評価が低の場合のみ許可する」「リスク評価が高の場合は、一週間以内に対策を検討する」など、評価結果を生かした施策を検討していますが、何かもう一手欲しいところです。
ただこの辺って現場によるところが大きいので、ググってもあまりいい案が出てこないです。(もちろん自分でも考えてますよ)
PMBOKはバイブル?
あとは、管理表見る限り"とりあえずPMBOKに従っておこう"感が強かったので、逆にリスク評価を取りやめるのも手かな?なんて思ったり。
クライアントは、品質自体は悪くないんですよね。であれば無理に型にはめた施策を実施するよりも、余分なものを切り取ってスピードの向上を図った方がいい気もしています。
PMBOKはバイブルでもなんでもないので、無理に従う必要はないと思っています。個人的には「戦術書」のイメージですね。これを真似しても負けるときは負けます。が、全く教養がないなら頼るべきです。
この辺は難しいけど楽しいです。
惜しむらくは、やはり今のクライアントありきの作業なので、いずれ終わりは来てしまう点。
今のクライアントには非常に申し訳ないのですが、今後を考えるとやはり環境は変えるべきかなーと思っています。
この辺、ちゃんと体系的に学び、プロジェクト/プロダクトを十分に理解したうえで活用したい。
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