六本木アートカレッジ、オープニングトークから。

2018.3.11 六本木アートカレッジというイベントに参加しました。
「ジャンルを超えて面白く働き、生きる」をテーマに、様々な”ジャンル”のプレーヤーを融合させて働き方や生き方に迫るイベントです。

最近、少しお金がかかるインプットの場によく出ています。
有料のイベントの方が営業活動目的のような雑念が少ないです。

オープニングトークメンバーがいきなり竹中平蔵氏と映画プロデューサーの河村元気氏と森美術館館長の南條史生氏というミックス。開始30分で本日参加してよかったと思えるようなインプットがたくさんありました。
以下、響いた考え方抜粋です。

●会社生活において、上司に言われたことやるのはしんどい。ジャンルを与えられて考えることがあると充実感がある。命じられたとおりにどこまでやるか考えよう。
●仕事は言われたことじゃなく、自分で探してきてやるものだ。
●自分でやりたいことがわかっている人は天才だけ。類稀なる才能に気付くから、音楽家になりたいとか、プロ野球選手になりたいとかなる。世の中のほとんどは自分がやりたいことはわからない人。だったらチャンスが来たら試してみよう。そこから新しい世界が広がる。
●”ここではないどこかシンドローム” - これをやりたいは実は怪しい。本気でやりたいと思っていても、企画書いてみたらアイデア少ない、とかある。
●できないことを潰していく。できないことは人に頼む。どうやる⇨「やってて辛いことは辞めたらいい」。やってみて面白いと思ったことをやればいい。
●仕事における上位概念に気付くこと。人には「ここで生きたんだ」という足跡を残すような抗原的欲望がある。上位概念は哲学的であり、ぼーっと遠くに見えるものだ。上位概念を、時に政治家は時代の風といい、芸術関係者は気分だと言う。
●アートにおいて大事なことは、何を表現するかではなく、何に気づいているかということ。いままでの日本の教育の問題は正解を教えようとしていること。お前はどう思う、を問うのがアートの世界。答えを教えるのではなく議論するしかない。
●原作は人そのもの。いい原作から何をどう引き出すかに工夫が必要。(memo:非日常さ)

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