見出し画像

新築アパート企画・収入UP設備

入居者に人気の設備を導入する

メーカーが供給する新築アパートのなかには、いやいや、この間取り、この設備はちょっと…、という企画もあります。
ジョボい間取りと設備では、新築時はまだしも10年、20年と長期運用では競合物件に負けてしまいます。
入居者に選び続けてもらうためには、住む人に喜ばれる人気設備、人気の間取りに商品企画することが不可欠です。

全賃新聞の人気設備ランニング

具体的にはどんな設備が人気でしょう。
賃貸業界で最も有名な指標は、毎年10月に発表される全国賃貸住宅新聞社の人気設備ランニングです。

この設備があれば高く決まる(人気設備)2020年

インターネット無料は、例年不動の首位。
10戸前後のアパートだと、イニシャルコスト30万、ランニングコスト月1万円程度で導入できます。

オートロックも人気です。新築企画なら、最初から計画に入れることがおすすめです。

浴室乾燥機と独立洗面化粧台、世にはこれが付いていない企画も多く、注意したいポイントです。

ファミリータイプなら追い焚きは必須ですね。

いうまでもありませんが、宅配ボックス、温水洗浄便座、TVモニター付きインターホンも現代では付いていて当たり前の設備ですので、忘れずに付けておきましょう。

さらに差別化するためには、次のようはポイントがあります。
・単身でもキッチンは2口でw1500
 →まな板を置いてちゃんと調理できる
・単身でも居室6.5帖以上
 →狭小住宅ではないということ
・収納は大きく
 →クローゼットで一間(1800mm)欲しい

広くて設備も充実しているに越したことはありません。しかし、問題は大家さん側のコスパです。
全てを網羅すると建築コストが上がり、戸数が稼げず、逆に収益が悪化するかもしれません。
この辺は、市場調査、ターゲットの設定、収支のバランスをみて考えていくことになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?